2018年1月30日火曜日

飲酒と男性ホルモン減少の関係


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おはようございます!

今日は、『酒好き医師が教える最高の飲みかた』
という本を読みましたので、気になったところを
シェアしたいと思います。

著者は、酒ジャーナリストの
葉石かおりさんで、

酒は美味しいし、楽しいし、
でも、どこかに健康不安を抱えていて、
こんな風に飲んでいて大丈夫かな?とか、

どこかに、ちょっぴりでも、
不安というか、場合によったら
罪悪感みたいなものまで、心や頭のどこかに
感じながら飲んでいるんじゃないでしょうか?

で、アラフィフで、酒好きの葉石さんが、
酒飲みの代表として、医者やその道の専門家に、
素直な疑問や不安をぶつけて結果をまとめたのがこの本です。

知っているようで、確信のない酒の知識ですが、
「酒は百薬の長」
「適量を守って飲んでいれば良い」

という世の常識的なものから、
逆に、最近の研究で、
過去の常識が覆されたというものがあります。

それは、
『糖尿病だから日本酒はダメは過去のもの』
ということです。

本文から引用しますと、
~~日本酒から発見された活性ペプチドは、糖尿病患者の
インスリンの感受性を改善し、高血圧や動脈硬化といった
心疾患のリスクを軽減させます。~~

で、

~~糖尿病学会においても、血糖コレルテロールが良好、
合併症がない状態であれば、
1日約1合の日本酒の摂取を許可しています。~~

ということなんですね。

だから、結局、研究結果ってなんなの?
って、最近よく思うんですけど、

常識、常識、って言われていたものが、
結構、簡単に、何年かたって、
ひっくり返っちゃたりして、

で、研究とか医学とか学問って便利っていうか
ずるいって思うんですよね。

あとで、ギャーギャー言われないじゃないですか。
その上、いままで、こんなこと言って、
ごめんなさいとか、聞いたことないかも。

ま、そういう話はともかくですね。

飲みすぎると男性ホルモンが減るんですよ。
男性なら、こっちのほうが気になりますよね?
女性にも関係があります。

男性ホルモンといえば、テストステロンですが、
もちろん、女性にも存在します。

で、20代をピークに徐々に、
分泌量が減ってくるテストステロンですが、

飲酒との関係はどうなのか?
結論からいいますと、

~~テストステロンの値が下がることと、
通常範囲での飲酒は、基本的に直結しません。
むしろ適量の飲酒は、男女共にテストステロンを
上げる作用があります。

でも、大量の飲酒を継続した場合には
影響が出ますが、通常の範囲なら影響は
気にしなくていいでしょう。~~

ということです。

左党の方は、嬉しいですね。
しかも、少しでも多く飲めるような、
嬉しい裏ワザまであります。

それは、

~~飲酒の前にエクササイズをやると、
酒量が多くなってもむしろテストステロンは上がり、
元気になります。~~

ってことで、

そこまで言っていいの?
順天堂大学の堀江せんせいーって感じですが、
運動にはテストステロン値を上げる効果があるのは、
知られていて、できる社長さんとかが、
筋トレを習慣に取り入れたりしていますよね。

テストステロンを常に高い状態に維持することで、
なんだ坂こんな坂、もりもりバリバリ仕事する
みたいな感じですかね。

でも、ビール好きには耳の痛い話があります。

~~なぜなら、ビールの原料であるホップには、
テストステロンの分泌を阻害する
女性ホルモンと似た作用を持つナリンゲニン
という物質がふくまれているからです。~~

ということですが、

よく飲み会で最初にやる、
「とりあえずビール」程度であれば問題ないそうで、

~~毎晩、ロング缶3本以上飲むような人は
影響を受ける可能性があります。~~
ということですが、

やはり、大量飲酒のリスクは当然あります。
とくに、長期にわたって、大量のお酒を飲み続けた場合、
テストステロンの減少を促進する要因になりますし、

お酒の成分のエタノールが、
とても悪い影響を及ぼします。

それは、どういうことかといいますと、
男性の場合、テストステロンは、主に、
精巣、平たく言うと睾丸で作られるのですが、

その睾丸に対して、
エタノールが障害を与えてしまうんです。

あと、エタノールを大量摂取することは、
肝臓が悪くなる一因にもなります。

それから、ドキッとする話もあります。

「飲みすぎると精子も酔っ払う」

これから、子供を作る方は、
肝に銘じてほしいですね。

で、最後までテストステロンにこだわりますが、
テストステロンの敵は
ビールの飲みすぎだけではありません。

ストレスがよくないんですね。
なので、いい飲酒の仕方というのをお伝えします。

『適量のお酒を楽しんで飲んでストレスを発散する!』
です。

これが実行できれば、逆に男性ホルモンのテストステロンが、
増えちゃったりなんかする可能性もあるのです。

でも、楽しんで飲むって、結構むずかしかったりしませんか?

なので、闇雲に、ワーイワーイと言って、
飲み歩かないでくださいね。

~~利害関係のある抑制的な飲み会、
1対1の真剣な飲みは、かえって、
ストレスになることもある。~~

なので、お酒は、
気のおけない仲間と飲みたいですね。

今日、ご紹介した本には、ほかにも、
飲酒と健康、病気との関係などが書かれてありますが、

最後に秋田大学名誉教授の瀧澤行雄さんの話で
締めたいと思います。

瀧澤さんは、日本酒が大好きで、
このような巷の噂で、日本酒が悪者にされるのは、
胸が痛むのだそうです。

「日本酒は糖質が多いから、糖尿病や高血圧の人は
本格焼酎を飲んだほうがいい」

この、まことしやかに流れる噂を
信じていた人も多いのではないでしょうか。

でも、この方は、
1日1~2合の日本酒を毎日飲んで、
休肝日はないけど、お元気な御年84歳でいらっしゃいます。

で、この本の著者である葉石さんが
瀧澤さんに会って、まず驚いたのは、
肌の美しさ。たとえば、どんな風かというと、
ツヤツヤで、老人性色素斑がなくて、深い縦シワもなくて、
手や腕の内側にも張りがあって、見とれてしまうほど。

なんだそうですよ。

その秘密は、アミノ酸にありそうですが、
この先の話が気になる方は、葉石かおりさん著
「酒好き医師が教える最高の飲み方」を
読んでくださいね。

というわけで、
今日も最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました!

75年たっても風化しない教え
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#GMfFUu







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