2017年11月28日火曜日

【大人の語彙力】斎藤孝 著



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  https://youtu.be/eCIlWD_pe_A


おはようございます!
きょうは、斎藤 孝さんの書かれた本、
大人の語彙力ノートを読んで思ったこと
感じたことをお話ししたいと思います。

最初に、私流の解釈で簡単に内容の解説をして、
あとは、私の世界観の話に入っていきますね。

では、始めます。
斎藤さんの本ですが、

まず、現代の、
大人の言葉遣いに対して問題提起しています。

大人になっても子供っぽい話し方しかできなくて、
とても、社会人らしくみえない。
そのことで、けっこう損しているんじゃないの?
って書かれていますね。

たとえば、就職活動の面接のときとか、
この人、社会に出すのは不安なんですけど。。。
ということで、不採用になるわけです。

現代はメール社会ですよね?
ちゃんとした書き言葉も必要なわけで、
言葉遣いの面で、「この人大丈夫?」
って思われたら終わりです。

勉強ができて、ルックスも良くて、笑顔もいい。
でも、メールでは、見えないです。
もちろん、気持ちは文章に表れますが、
やっぱり、それなりの土台というものが
社会からは、最初から求められるのです。

だって、私、ラインとか、ツイッターとか、
フェイスブックで書いてるし。。。
って、言い訳しても、

それは、ほとんど話し言葉で
文章をつくっていませんか?

たぶん、
キチンとした書き言葉を探したり、
意識していないし、
認識もしたりしていないと思うんですよね。

だから、言葉の進化がなく、
いつまでたっても、
社会的に信用されにくいままだったり。

でも、これは、
批判と捉えてほしくないんです。
それでは、人としてモッタイナイから、
現代にあった、書き言葉と話し言葉を
マスターしましょうよ。

そういう内容だと思います。

じゃ、マスターするって、
どうすればいいのかというと、

本のタイトルにもある通り、
語彙力を身につければいいよってこなんです。

どうやって?
それは、こうです。

たとえば、「やばい」という言い方を、
TPOに合わせて言い換えるという具合です。

くだけた場面では、「やばい!」でいいけど、
上司やお客様には、「大変ですね!」
と、別の言い方に変えればいいんです。

さらに、
「なるほど」を「おっしゃる通りですね」と言ってみる。
「大丈夫です」を「問題ございません」に変えてみる。

もうちょっと慣れてきたら、
「わかりません」を、「勉強不足で申し訳ございません」
というふうに、一つひとつ、
言葉のステータスを上げていけばいいんです。

でも、なんでもかんでも、丸暗記して使うのはどうかな?
と思う節もあります。

たとえば、

「ぶっちゃけて言うと」を、
「ありていに言えば」に置き換えるのはいいのですが、
それでは、ちょっと堅苦しすぎるから、
もっと、ほかの言い方ないの?
って思ったとします。

でも、安心してください。
ちゃんと、別の言い換えも用意されています。

たとえば、「ぶっちゃけて言うと」に対して、
隠さずに言うと、素直に言うと、正直に言うと、
本音を言うと、正味のところ、単刀直入に言うと、
ざっくばらんに言うと、て具合に、

で、言葉は伝達のツールなので、
一番、大事なことは、
こちらの言いたいことが、きちんと伝わるかどうか。
そのためには、礼儀をまもりつつ、
ラポールを意識して、相手に合わせて言葉を選ぶ。

言い換えを意識しすぎて、
あなたらしさが伝わらずに、
逆に印象を悪くして、
会社の顔であるあなたの評判を
落とすようでは困り。

なので、その辺の見極めも大事かもしれませんね。

いずれにしても、
コミュニケーションにとって、
とくに、硬い場面、たとえば、式典とかですね。

改まった挨拶が必要なときには、
定型文的な言葉を淀みなく使えたら、
本当に便利で助かります。

言葉を公私で使い分けて、
さらに、TPOを細分化していくと、
言い換えのことばを知ることは、
自分の活躍の場を広げることになるんじゃないでしょうか。

あなたの夢を叶えたり、
可能性を広げたりする、
そんなツールになりうるというのが、
語彙力なんです。

斎藤孝さんの、この本、
「大人の語彙力ノート」をパラパラめくって、
ぜひ、言い換えの幅を広げていきたいですね。

それからね、私、思うんですけど、
日本って、社会的に、
外国語をそのまま使う場面って多いですよね。

たとえば、アルゴリズムって単語ご存知ですか?

私は『問題解決方法』でいいと思うんですけど、
ダメでしょうか。

ほかにもありますよ。

オノマトペ は、擬音語・擬声語・擬態語を
包括的にいう言葉らしいんですけど、
日本人、そこまで分けて考えていますかねぇ?

おぎゃーも、しとしとも、ギラギラも、
ふらふらも、ワクワクも、
ぜ~んぶ『擬声語』って認識じゃないですか?
もしくは、擬態語ですね。

で、つづきですけど、
シノプシスは、あきらかに『あらすじ』ですよね。

アセスメントは、客観的評価じゃダメなのかなぁって思ったり、

コンプライアンスは、『法令遵守』っていう立派な言葉がある。

外国語をそのまま使用するのは、
専門家にとっては、便利なんだと思います。

でも、その専門家が使った言語を
日本語になおさないで、メディアが伝えると、
たちどころに、それが流通しだすんですよね。
日本人は、そういう意味では、頭がいいし、器用だから。

ま、頭がいいところを、
ひけらかしたい人もいるでしょうしね。

でも、私も日本人だけど、
頭の構造が違うのかな?
ぜんぜん、ついていけていないですよ。
ほんと、ケータイの世界でいえば、
完全にガラケーの部類ですね。

で、もう一つ思うんですけど、
大人が不安がる若者に対してね、
すごい能力っていうか可能性を感じるんですよ。

だって、かれらは
自分の好きな世界っていうか、
得意分野のなかでは、
カタカナ語だって、専門用語だって
様々な情報を使いこなしていると思うんです。

若者言葉も面白いですよね
激おこプンプン丸とか。

だからね、社会に、
外国語とか無駄なカタカナ語を
氾濫させるより、
ちゃんとした日本語を流通させる努力をしたら、
若者だって、中高年だって、後期高齢者だって、
勝手に吸収すると思うんですけど。。。

そろそろ今日の締めなんですけど、
オマケでもう一言、
日本語の雨を表現する言葉は、
200くらいのあるらしいんですけど、
あなたは、いくつ浮かびますか?

私は最初、あぁー、わかんない、どうしよう?
ってなったんですけど、
やっと、出てきてホッとしました。

梅雨、五月雨、秋雨、時雨、大雨、小雨、、、ですが、

悲しいかな、これ以上でてこない。

というのは、置いておいて、

ほんとうに、歴史が古い日本には、
知らない言葉がたくさん眠っているのですね。

これから、図書館に行って、
言葉探しをするのも楽しいかもしれません。

それにですね、子供っぽい日本語しか
使えないっていうけど、
そもそも、日本人って、
『こどもっぽいかわいさ』のあることばが好きなんですよ。

それは、
日本の気候風土、文化が、
生み出したものだと思いますね。

たとえば、
怒りん坊、甘えん坊、聞かん坊、食いしん坊、
赤ん坊、裸ん坊、、、暴れん坊将軍、などですが、

このような『怒りん坊ちゃん』に対して、
困ったちゃんねぇ。。。
と、愛情とユーモアで受け止める。

これが、和を尊ぶ心なのかな?
って、思いますね。

古代から続く伝統文化。
すべてのモノに神が宿り、
ものごとに善悪はない。

そんな、世界観、宗教観、信仰心、が
日本人にはあるってことを忘れないでほしいです。

思い出して欲しいです。
自分も含めて、
現代の日本人に。

大人の語彙力ノートは、
いろいろと想像力をふらませてくれる本でしたね。

知識人たちが、カタカナ語を使って、
大国におもね、へつらっている間に、
一般の日本人は、どんどん、
豊かな日本語から離れて忘れていく。

赤ちゃんを見ればわかるように、
普段から聞いている言葉を、
人間は覚えますよね。

だから、
ちゃんとした言葉を覚えさせたかったら、
日本を“可愛くて素敵な”
日本語漬けにすればいいんじゃないですか?

ま、そんなことは、
できないかもしれないけれど、
少なくとも、メディア関係者や、
政治家や知識人の方はですね・・・

一般人に向けて、話すときには、
日本語で伝えてくださいね。

メディアやジャーナリストは、
あくまでも中間業者ですから。

まぁね、
外国語を使いこなす人も必要なので、
本当はありがたいわけですけど、
やっぱり、自分の国をよくすることに、
その才能を一番に生かしてほしいですね。

というわけで、
きょうも最後までおききくださり、

ありがとうございました!

教育方の真実





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