2017年11月17日金曜日

角さんがこだわった【おじぎ文化】



ユーチューブで聞く場合は↓ここをクリック
https://youtu.be/lPS8mLM4T2I

昨日もお伝えした、
田中角栄という人物は、
「おじぎ」にうるさかったそうです。

角栄さんには、おじぎに対しての確固たる定義があったんです。

きょうも、
向谷匡史(むかいだにただし)さんが書かれた、
「田中角栄 情の会話術」という本から、
いくつかのエピソードをお借りして
お話しようと思います。

田中角栄の秘書官になったばかりの早坂氏が、
大蔵大臣である角栄から、大目玉をくらったんです。
「お辞儀をおろそかにするな!」
と、初訓示を受けたときのエピソードがあります。

汗だくの挨拶回りから、やっと帰ってきた早坂氏に、
角栄は、開口一番、労いのことばではなく、
「おじぎをしてみろ!」
って言ったんです。

早坂さん、ムカついたでしょうね。
でも、やるしかない…

これは、
会話を始める前に、まず、
おじぎが大事、おじぎには誠意が表れる、
っていう角栄流のひとつなんですが、

口がいくら巧みでも、
態度は口ほどにものを言うんですよね。

コミュニケーションにとって
言葉だけでは、5%の要素でしかない。
って、ありましたよね。

相手のおじぎを見れば、誠意があるかないかわかる。

だから、気をつけないと、おじぎひとつで、
相手の気持ちは冷めてしまうし離れていくんだよって、
角さんは、秘書の早坂氏に言いたかったんです。

じつは、
この早坂さん、左翼くずれの新聞記者上がりで、
何を書かれるかわからん、ということで、
人からペコペコされることはあっても、
ろくに人に頭を下げた経験がないんです。

なので、そこは、人間観察の達人、
人間心理に熟知した角栄さんですから、
人をみて、教育するんですね。

今までお前は、おじぎされる側だったが、
今日からおじぎする側にきたんだ。

しかも、お前は図体も態度も人一倍デカイ。

その身体で、さっきのようなおじぎをしたんじゃ、
お前の顔は上がって、アゴの下にお客さんの頭がある。

それでは、お前は困らなくても俺が困る。
角栄は、あのバカを、いつから雇ったんだ、
となるんだよ。わかったか、いいな!

こんな感じで、
当時32歳で世間知らずだった早坂さんは、
世間とは、人間とは、政治とは、と、
角栄から、23年間、学び続けるのですね。

角栄は、早坂さんにとって、
偉大で、かけがえのない恩師となりました。

角栄のスピーチを分析してみると、
私たちが、X-Buddhaの期末セミナーで
行ったワークの内容とダブります。

「沈黙も話術」という間の取り方、
話し方にメリハリをつける。

声のトーンやリズムの変化、
話す速度、視線や手の動かし方などの
ボディーランゲージや見た目などですが。。。

お~っと! 私、
肝心の具体的な授業内容が思い出せません。
飛んでしまっていますね。

復習しなきゃです。

いつやろう?

今でしょ!

ですよね。。。

話を元に戻しましょう。

田中角栄のエピソードや考え方は、
教育者として勉強中の私たちには、
とても参考になると思いますね。

角栄の話術は、人々の感情を揺さぶり、
イメージさせて夢を与える。

村の孤島のような場所に暮らす、
たった数十人の住民のために、
ダイナマイトで山をぶち抜きトンネルを作る。

そして、電車を走らせる。

角栄が、持ち前の知恵と博識とド迫力で実行したこと、
そのすべてが、長期的にみて、
結果オーライだったわけではなかった。

でも、角栄が日本の親父だった頃は、
日本国民みんなが、
同じ方向を向いていたような気がする。
よくわからないが・・・

角栄は、世界の大国にとっても、
大きなニッポン人として
目に焼きついていたに違いない。

それは、
失った大和のDNAの蘇りとしか思えない。

そんな風に思わせるほど、
角栄の時代はエキサイティングでダイナミックだった。

ちょっと、美化しすぎかな~?

ま、しょせん、
私が勝手にしゃべっていることですから、
気にしないでくださいね。

でも、これだけは聞いてください。

角栄を突き動かしたものは、
人間を愛する心と、
持って生まれた使命感と、

真の政治家としての
セルフイメージだったのではないでしょうか?

“俺がやらなきゃ誰がやるw”
と、おもう前に口と身体が自然に動く。

国民のために、ニッポンのために、
愛と努力で、大輪を咲かせた男。

そういうレベルの政治家が、
私たちの、ニッポンにいました。

で、ひとつ残念なことは、
角栄が75歳で亡くなったことです。

もうちょっと頑張って生きて欲しかった。

血圧が200以上で、血糖値が、正常の4倍あっても、
身を削って、国民の代表として、
海千山千の世界の強豪、たとえば、
キッシンジャーとかを相手に戦っていたんです。

角さんの周りに、健康オタクはいなかったのかな?

そこがすごく悔やまれますね。

角さんのそばには、3人も女性が居たんだから、
一人くらい、X-Power的なものを
知っていてもよかったのにと思いますね。

今日は、仙人さんに質問があったんです。
こんな風に日本では、おじぎを大事にするんですが、
このおじぎ文化、海外でもありますか?

よろしくお願いします。

というわけで、
今日も最後までおききくださり

ありがとうございました!

仙人さんX-Buddha GOLD
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#GMfFUu





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