2017年11月21日火曜日

《モチベーション革命・尾原和啓 著》読んだ!


ユーチューブはここから↓
https://youtu.be/q3uaZbAfoh0


おはようございます!

きょうはね、
本のご紹介をしようと思います。

本のタイトルは、「モチベーション革命」
っていいまして、
尾原和啓(おばらかずひろ)さんという方が書いた本です。

尾原さんは、
マッキンゼーでのコンサルファームからスタートして、
グーグルなどを経て、最後は楽天の執行役員をやめて、
バリ島に移住しました。

詳しい経歴を知りたい方は、
グーグルさんで調べてほしいんですけど、

今は、シンガポール、バリ島などを拠点に
日本も含めて世界中を旅しながら、
仕事をしているって感じです。

本の内容ですが、
ゆとり世代に対する認識が
ある時、ガラッと変わったことで、

今のような変化の速い時代を生き延びるのは、
このゆとり世代ではないかという考えにいたるんです。

きっかけは、バリ島や、
東南アジアの若者に出会ったことなんです。

彼らのキラキラした目に比べて、
なんて、日本の若者たちは、
やる気がないんだろう?

そんなふうに、
ゆとり世代はどーしようもない、
って、思っていたんですね。

たとえば、残業はイヤだとか、
上司との飲み会は意味がないとか、
なんで、プライベートを犠牲にしてまで、
仕事を優先しなきゃならないの?

そんなことを、平然と口にする彼らのことが
全く理解できなかったそうです。

ところが、ある人との会話を突破口に、
あ、そうかって、ゆとり世代と、それ以前の世代との
価値観の違いに気がついて、

それで、
あれこれ考えるようになって、
この本が生まれたってわけです。

本のタイトルにあるように、
この二つの世代の違いは、
モチベーションの違いでもあるんです。

時代の変化は、
働くモチベーションに革命を起こした。

働いた先に求めているものが両者では、
全く噛み合わない。

だから、かつてのモーレツ社員のように、
「黙って俺について来い」って言っても、
「なんで?」
ってなっちゃうんです。

そういったところも含めて、
ゆとり世代の特徴を紐解いていきながら、

じつは、このゆとり世代こそが、
これからの世の中で活躍できるのではないか、
という、その理由についても話していきたいと思います。

たとえば、団塊の世代とゆとり世代では、
何のために働くかっていう、価値感、
つまり、モチベーションが違うんですけど。

それは、なぜかっていうと、
あまりにも大きく時代が移り変わってしまったからなんです。

現代は、飽食の時代と言われて久しいです。

30代以前の人たちは、生まれた時から、
一般的には、なにもかも揃っているんです。

ところが、団魂の世代はというと、
戦後の焼け野原から数年後ですから、
逆に、何も無いし何も持っていないですよね。

裸一貫って感じです。

だから、欲しければ、
自分でがむしゃらに頑張るしかなかったんです。

その飢餓状態から脱出するために、
上に行くことしか考えていない。
そうやって、成り上がった人、
多かったんじゃないでしょうか。

欲望を満たしたい、無いものを埋めたい、
そのころは、
戦車のようなパワーと新幹線のようなスピードで、
イケイケどんどんの時代でしたね。

お金が欲しいとか、車が欲しいとか、
家が欲しいとか、地位がほしいとか、
隣の人が買ったから、うちも買わなきゃとか、
そんな感じでした。

未だに、そういう人がいますよね。
モチベーションが、
“地位と名誉とお金と女”って感じの人。

じゃ、ゆとり世代は、
何が欲しいのでしょうか?
「さしあたって、
とくにない。。。」

て感じじゃないでしょうか?

だから、なりたい職業も
とくにないってことにつながると思うんです。

彼らは、砂漠のように乾いた状態になった経験は無いんです。

だから、かつての人たちのように、
喉から手が出るほど、

出世、金、成功、贅沢、快楽という
砂漠で水っていうほどのものを、
求めていないんですね。

そんな背景があっての、価値観なんですね。

よく、「そんなの意味無いじゃん」って、いいますが、
そこが、価値の分岐点なんです。
意味があるのか無いのか、
そこに頑張る意味があれば動くって感じですね、
ゆとり世代は。

あとは、自分が好きな人たちと一緒に過ごすとか、
自分の好み、好きなことを追求するとかです。

時代への適応力っていうことで、
ダーウィンのこんな、
有名なことばが引用されています。

《生き残る種とは、もっとも強いものではない。
もっとも知的なものでもない。それは、
変化に最もよく適応したものである。》

これは、簡単にいうと、
今の世の中を動かしている世代の
モチベーションが明らかに変わってきていて、

この変化に適応したものが生き残るってことだと思います。

多くの職種がAIにとってかわられようとしていて、
世の中どうなっちゃうんだろうって不安になりますよね。

で、
人工知能にできないことは、
人の好み、これが好きだっていう偏愛だって
著者は言っています。

たとえば、ファッションだったら、
人とかぶらないデザインを求めたりして、

全然、効率的ではないんだけれども、
この嗜好性は時代が変わってもなくならないんですね。

むしろ、非効率な好みだけを追求して、
発展してきた分野がたくさんあります。

わかりやすいのが、ファッションとかの文化です。
他には、サービスとかコンテンツもです。

たとえば、カラオケ、ゲーム、
ニコニコ動画とか、スタジオジブリとかは、

一人の偏った好みというか、
偏愛を追求して生まれた
エンターテイメントだと言えます。

「そんなの、なくてもいいじゃん」
って、言われそうなことでも、
自分にとっては、大きな価値があるんです。

そこを追求して、大事に育ててビジネスにまで発展した。

人工知能というくらいだから、
ロボットは、人間の頭脳の領域まで侵食してきた。

なので、これからの時代、生き残っていくのは、
人工知能にできないことっていうのが条件になります。

それについて、権威のある人工知能の教授が
こんなふうに言っているそうです。

「自分が何を好むのかという、
情報はこれからの価値になります」と。

これから先も、
偏愛を突き詰めることで生き残りをかけるのです。

つまり、ゆとり世代の生き方そのものが、
すでに、偏愛を追求する道に沿っているってことです。

ゆとり世代って言ってますけど、
リアルゆとり世代でなくても、
年代に関わらず、
砂漠で水を求めるような渇望感・欠乏感が少ない人たちって、
世の中にはいらっしゃると思うんです。

なので、そんな方達にも、偏愛の追求をオススメしたいです。

フェイスブックのマークザッカーバーグは、
6兆円とかの資産があるにもかかわらず、
世界一質素な金持ちって呼ばれてて、
いつも、Tシャツとジーパンだそうです。

スティーブジョブスも、アイホンとかの、
アップル製品の開発にトコトン偏愛した結果、
世の中を変えましたよね。

で、実際問題、
自分の好みはわかるんだけど、
偏愛するほどのものが見つかっていないって人に対して、
著者は、軽く、こんな提案をしています。

自分が本当に没頭できることを見つけるために
引きこもってみるのもありなんじゃないですかって、

もちろん、入社したての若者は、
収入の基盤を安定させてからでも、
遅くはないですし、むしろ、その方がいいと思う。
決して焦らなくていいですよ。

ただ、引きこもってみる手もあるよって話です。

というわけで、単細胞のわたしは、
ゆとり世代的生き方を、取り入れようと思いました。

今日も最後までおききくださり

ありがとうございました!


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