2017年11月7日火曜日

「革命のファンファーレ」西野亮廣 著


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   https://youtu.be/UjnRbXQ5prA 

お笑い芸人、キングコングの西野さんが、
かなり過激な言い回しの本を出しましたね。

革命のファンファーレという本なんだけど、
この人、絵本作家の顔も持っていて、
作風からして、こんな感じの人とは思っていませんでした。

絵本を描く人だから、
まったりした優しい方とばかり思っていました。

この本の文体がね、

◯◯しろ、とかのオレさま口調で、
「おとといきやがれ!」的な、スタンスで、
ものを言っているんです。

内容的には、かなり豊富だなって思いました。
けっこう、読み応えあります。

たとえば、芸人さんの世界では、
イジリというのがありますよね。

それは、イジる側とイジられる側との
信頼関係の上になりたっている。
というのがあって、

まだ、信頼関係が構築されていないのに、
それをやってしまうと、
白けるっていうか、

イジメになっちゃう。

そういうことなんだそうです。

素人には
わからないと思うんですけど、

番組内では、
イジリの表面づらしか知らない
スタッフさんが、調子に乗って、
やりすぎるってことが
多々あるそうです。

それは、イジリでもなんでもなくて、
たんなるイジメに発展している。

でも、本人は、あくまでイジってるつもり、
本人は、番組を盛り上げるために
一生懸命なんです。

中には、こんな先輩芸人もいるそうですね。

まだ、信頼関係を築けていない後輩を呼び出して、
パンツまで脱がして、
「イジってやってんだから、ちゃんとリアクションとれよ」
って説教する。

そういうことが
けっこうまかり通ってて、
そういう世界に嫌気がさしていた西野さん。

ある時、先の番組で、堪忍袋の緒が切れたんです。

西野さんは、
俺はイジメに参加したくない、
と言って、収録中にもかかわらず
帰っちゃった事件があったんです。

そうです。
ほかの人からみたら、
そんなこと、
異常事態としか思えないでしょうね。

当然、仕事仲間からは、
クレームがきます。
その番組や、局からは、
二度と出演依頼はこないでしょう。

でも、そんなことは問題じゃない。

おれは、イジメに加担しない。

そういう考えを持っている自分をごまかしてまで、
テレビにでたくない。

俺の人生、嘘はつかないって決めた。
だから、帰っただけなんだよ。

何が悪い?って感じで、

西野さんって、
そんな、生き方の人みたいですよ。

当然、ワイドショウーや、
辛口のタレントの標的になりますが、
まったく、意に介しません。

言いたいことはわかるけど、
そこは、お仕事だから、我慢するべきでしょ。
わたしなら我慢します。

わたしはあなたより一枚上手だから
そんなことはしませんよ。
とでも言いたげな様子の女性タレントに、

そもそも、
スポンサーに媚びをうることしか考えてないタレントに、
収録中に帰るという選択肢はないだろう。

帰らないんじゃなくて、帰れないんじゃないの?

だから、私なら帰りませんとか言うな。

仕事で我慢は日常茶飯事っていうけど、
過労自殺をした方のご遺族の前で言ってみるといい。

こんな感じで、西野さんは、もはや、
お笑い芸人の枠を大きくはみ出しています。

夢は、ウォルトディズニーを超えること。

そして、その夢を着々と叶える準備を怠らない。

でも、時間が足りない。
1日100時間ほしい。

で、考えた。

100時間確保するにはどうしたらいいか?

その答えがコレ、
他人の時間を使うこと。

だから、簡単に言うと、
自分で宣伝しない。

テレビ局まで行って帰る時間がもったいない。
ワイドショーやニュースに取りあげられるように
すればいい。

クラウドファンディングを使ったのも、
デビュー当時から続けているという
単独ライブのチケット代を、
採算、度外視の2000円にしたのも、

絵本の全ページを無料公開したのも、
すべて、あとで、採算がとれると踏んだからだ。

とにかく、西野さんの思考は止まらない。

芸人でもあり、絵本作家でもあり、プロデューサーでもあり、
たぶん、もっと、いろんな顔をもっているであろう西野さん…


ということで、
もっと、語りたいのですが、
また、今度ということで、

それでは、きょうも最後までお聞きくださり

ありがとうございました!

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