2017年11月30日木曜日

90秒にかけた男・高田明のビッグな人間力


ユーチューブで聞く場合は↓ここをクリック
https://youtu.be/VxuDNwDVkMQ


おはようございます!
きょうは、ジャパネットたかたの創業者、
高田明氏について、
勝手に語ってみたいと思います。

高田明さんのことで私が知っているのは、
甲高(かんだか)い声で、MCを務める
テレビ通販の社長さんで、
売っているのは、パソコン、ビデオカメラ、
デジカメ、テレビ、そして金利手数料なしって
いうくらいですね。

で、私、テレビを見なくなったので、
高田さんのこともジャパネットさんのことも、
すっかり忘れていました。

なので、
私の中のジャパネットは過去の記憶というか、
この変化の速い時代に、
いくら飛ぶ鳥を落とす勢いだった
ジャパネットたかたさんでも、
生き残っている確証なんてないよね、
くらいに思っていました。

ところがです、
ジャパネットたかたは
死んでいませんでした。

ある日、私が、アマゾンで本を物色していると、
高田明さん自身が書かれた本を見つけました。

本の表紙を飾る高田明さんの顔写真が、
十分すぎるほど健在ぶりをアピールしているのです。

それから私は、
テレビ通販のひと時代を築いて、
私の知らない、
ジャパネットたかたのその後のことが、
ずっと気になっていました。

そうこうしているうちに、
また、見つけたんです。
今月発売されたばかりの
高田さんの2冊目の本を。

これは、もう放っておけなくて、
読んでみました。

その結果ですが……
高田さんの人間性に惚れちゃいましたね。

惚れエピーソードが
本からあふれていました。

今回読んだ本の内容は、
高田さんが書いたというよりも、

2016年から2017年にかけて、
日本経済新聞電子版で行われた
高田氏への長期インタヴュー記事が元になっています。

なので、本人がひとりで書いた本と違って、
とても客観的に高田さんのことが分析されています。
だからでしょうか、
とても説得力がありますね。

では、本の中から、
高田さんらしいところを、
いくつかご紹介しますね。

まず、私が驚いたことは、
高田明社長の引退劇の潔さですね。

かなり有名な話のようなので、
先に、あまり知られていないと思われる話をします。

2004年の個人情報漏洩事件で、
逮捕者が2名出たんです。
そのうちの一人は、
自分の犯した罪を心から悔いて、
定期的に、高田氏に手紙を送っていたと言います。

関係者によると、社長を辞めるとき、
高田氏は、その元社員を呼びました。
「気持ちは十分伝わったから、
これからは自分のために前を向いて生きるように」
そう言って励ましたそうです。

このようんなエピソードを聞くと、
高田氏の仏の道をも極めたような
人徳、包容力、人間力の一面が見えてきます。

だからこそ、ジャパネットたかたは
生き延びてきたのでしょう。

日本を代表する、
通販会社王国を築き上げた高田氏には、
大きなビジョンがあります。

それは、「百年続く会社にしたい」
と、いうことです。

で、高田氏には、
座右の書らしきものがありますね。

世阿弥の「風姿花伝」や「花鏡(かきょう)」を愛読し、
なんども読み返しているそうです。

世阿弥の芸術思想や哲学は、
自分のやってきたビジネスと
あい通じるものがあると感じ、
能楽をジャパネットに置き換えて
会社の舵をとってきたのです。

もう一つ忘れてはならないのが、
高田さんの通販人生でつかんだものです。

朝から晩までテレビの前に立ち続け、
生放送を通して、その瞬間を全力で
生きてきた。

それは、伝えることの難しさであり、
伝わらなければ商品を買ってもらえないということ。

そこから、伝えることを追求して30年、
ジャパネットは、つねにお客様目線で、
発信してきた。

たとえば、ボイスレコーダーは、
おじいちゃん、おばあちゃんに使ってもらいたい。
思いついたらすぐ録音することで、
物忘れを防げる。

また、
仕事を持っているお母さんが、
「おやつがあるよとか、
何時に帰るから待っててね」とか、
学校から帰った子供のために
お母さん自身の声でメッセージを伝えると、
子供は安心するのです。

そんなひとびとが、便利で、
幸せになるような商品を
提案してきたんですね。

最後に、高田さんは商売を通して
人を生かし、地域を生かし、
国を生かすことを考えていて、

その情熱を支えているのは、
人間にたいする愛じゃないのかなと
思いました。

賢さと謙虚さゆえ、
高田氏の洞察力、決断力、
行動力は、
あの親しみやすい笑顔の中に
隠されてきました。

少なくとも、私には、
高田氏の澄み切った大地のような、
聡明でビッグなもうひとつの顔には
まったく気づいていませんでした。

実像・虚像という言葉がありますが、
飾らずありのまま生きる高田さんには、
真の教育者としての
実像が浮かび上がってきます。

そんな、エピソードの数々を読んでいると、
日本の未来が良くなるために『教育』を学んでいる
私たちには、とても参考になるなと思いました。

そんな、高田さんの、
もっと人間くさいところにも、
興味をもってしまいましたね。

きょうは、
一般的・社会ニュースに弱い、
私だけが知らないのかもしれない、
高田明氏について、お話しました。

いかがだってでしょうか?
もっともっとお伝えしたいのですが、
高田明さんのこと、もっと知りたければ、
本などを読んでくださいね。

というわけで、
今日も最後までおききくださり、
ありがとうございました!

ブッダを聴く
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#GMfFUu


参考図書:90秒にかけた男
日経プレミアシリーズ361
著者 髙田明 木ノ内敏久

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