2017年11月22日水曜日

高級クリスマスケーキ



ユーチューブはこちら↓
https://youtu.be/V1elK0u7P4w


「僕は、一度も彼女とクリスマスイブを過ごしたことがない」
そんなふうに話す、神主さんがいました。

なぜかっていうと、
12月24日は、毎年、決まって神事があるそうです。
神道の行事ですから日にちを変えられないのです。

まさか、産婦人科の先生のように、
赤ちゃんの生まれる日を、自分都合で
調整するようなわけにはいかないのです。

で、

キリスト教と古神道、
まったく同じ日に行事があるなんて。。。

それって、シンクロニシティーっぽくないですか?

日本で大事な日は、西洋でも大事な日だった。

そうだったのね。

と思ったら大間違いですよ。

だって、クリスマスって、キリストの誕生祭ですけど、
じつは、キリストが、寒い12月に生まれたなんて
ありえない、つじつまが合わない
って言われているんですね。

ま、どっちでもいいじゃないですか。
クリスマスは楽しいですし、
信仰することに意義があるんですから。

日本の場合、
もともと、日本人の根底には、
八百万の神にたいする信仰心が宿っていて、
基本的に信仰の壁はないんですね。

なので、その日がイエスキリストのお誕生日だろうと、
お釈迦様の誕生日だろうと、どっちでもいいんです。

その辺は、とても、柔軟に対応できる体質なんですね。

クリスマスは、
ちょっと神聖な気分にもなれますし、
ひと昔前までは、一家団欒ってイメージが強かったですけど、
今は、男女が恋を語らう日、みたいな感じがしますね。

で、行事といえば、
やはり、商売がつきもので、

日本中が、商魂たくまく、
クリスマスを演出してくれます。

街じゅうにジングルベルが流れて、
赤と緑のシンボルカラーが
やたらと目につくようになります。

それにプラスして、雪の白が混ざりますね。

東京中の繁華街は何メートルもあるクリスマスツリーや、
街路樹のイルミネーションでキラキラしていて、
夜なのに、明るいこと!

震災の停電のときとえらい違いです。

そして、忘れてはならないのが、
被災地の復興は進んでいるのかな?ってことです。
もっともっと、寒くなる東北の真冬を前に、
12月24日は、どんなクリスマスイヴを過ごすのでしょう?

なんだか、アンデルセンの、『マッチ売りの少女』を
思い出してしまいました。

わがコトも色々あって大変かもしれませんが、
被災地を気にかける、
そんな心だけは、離さないでおきたいですね。

同じ日本に住む、仲間ですから。

で、私たちの住む日本は、太古の時代から、
非常に食べるものに恵まれています。

それは、私たちにとっては、当たり前すぎて、
あまり有りがたみを感じないかもしれません。

でも、さっき言いましたが、

日本人が、なぜ、
八百万の神を信仰するのか、それは、
森羅万象すべてのものに神が宿るという
考えに基づいています。

縄文文化いぜんの先土器文化のころは、
地球は氷河期でした。
その頃は、火山活動が活発だったんです。

火山が噴火したりすれば、
火山ガスが周辺を覆い、

土石流が起こったり、
火山灰がモクモクと舞ったり、
降り積もったり、
溶岩などの噴火物が流れたり、

そんな凄まじい世界を想像するのも
限界があるのですが、

逆に、
火山のあるところは、無いところと比べて、
地中の温度が高いので、
その熱が温泉を温めたりという、
恩恵もあったりするのです。

そんな、
いいところも悪いところもひっくるめた
火山活動が、日本の美しく豊かな自然を
作ったとも言えるのです。

陰が極まって、陽に転じたわけですね。

陰を否定しないから、陽も享受できる。

だから、森羅万象が神なのです。

日本では、貧乏神も神ですからね。
疫病神なんていうのもあります。

一見、悪いようにみえる貧乏神や疫病神ですが、
そこに本来、善悪の区別はないのです。

災い転じて福となす。という諺がありますが、
災いを取ってしまうと、福も無いわけです。

何が善で、何が悪かなんて、
白黒ハッキリつけるものでは無いのですよね。

それが、自然界というもの。

この世の中に、善悪はない。

これが、日本人の思考の柔軟性に繋がっているんです。

優柔不断で、ハッキリしないんじゃないんですよ。

豊かで、余裕の環境が育てた民族性なんだと思うのですが。。。

逆に、いやでも厳しいい自然環境の中で生きることを
強いられた人たちにとっては、
八百万の神なんていう発想はどこからも生まれなかったでしょう。

この世には神も仏も無いのか、
イヤ、イエス様が救ってくださる。
って感じで、
絶対神こそが、心のよりどころだったのかもしれません。

で、今は、地球規模で、
育った環境の違うものどうしが
交流する時代ですが、

相手の文化や習慣をそう簡単に理解できないのも当然ですよね。

日本国内でも、住んでいる地域が違うと、
文化の違いに、
「なに、ソレ?!」って思うこともあります。

たとえば、醤油の違いは、びっくりです。
関西は、薄口醤油が主流で、
関東は、濃口醤油を使いますよね。

関西の人が、東京駅に着いて、
構内で「うどん」を注文すると、
いきなりカルチャーショックを受けるわけです。

関西人にとって、濃口醤油の出し汁の中で、
真っ白なうどんが茶色くなっているのは、
美的感覚的に許せない。

ところが、
食べ慣れたら、
美味しくて病みつきになっちゃう。

という話は、このくらいにしませんと、
クリスマスから、かなり脱線してしまいました。

では、仕切り直します。
きょうのテーマは、クリスマスケーキです。

もう、ほとんど時間がなくなってきたのですが、
もう少しおつきあいください。

日本で最初にクリスマスケーキを売り出したのは、
ペコちゃんでおなじみの不二家さんだそうです。

1910年(明治43年)11月に創業してすぐ、
翌月の12月には、もう、
クリスマスケーキを発表しています。

ただし、その頃は、
スポンジといちごと生クリームの
ストロベリーケーキじゃなかったんです。

ちなみに、不二家がいちごショートを発表したのは、
1922年(大正11年)だそうです。

ケーキの歴史は、けっこう古いんですね。

でも、本格的に、ショートケーキが広まりだしたのは、
それから約30年後の、1955年(昭和30年)以降なんです。

一般家庭に冷蔵庫が普及しはじめてからですね。

私の子供のころ、
まんが ポパイのコマーシャルが
不二家でした。

丸いスポンジ生地に
大きな赤いイチゴと生クリームが
たっぷりのっかってて。
それが、不二家の顔であり、看板商品でした。

その紅白の“ストロベリーケーキ”は、
おいしい私の記憶として永遠に残るはずでした。

ところが、ニッポン人の手による、
その後のスイーツ界の発展たるやどうですか!?

パリなどのケーキの本場に乗り込んでいっても、
王座を勝ち取るほどの勢いで進化していますよね。

それは、そうでしょ、
日本人は、繊細な舌の持ち主ですから。
その気候風土から、独特の食文化をもっています。

そんな、日本人パティシエが作る
高級クリスマスケーキが商品化されています。

予約して誰でも買えますが、誰が買うのでしょうか?

お高いですよ。

♪あなたな〜ら、どうする?♪

♪私な〜ら、いちど食べてみたい!

って思いますね。

そんなスペシャルなクリスマスケーキは、
なんといっても、素材が吟味されているので、
美味しいのは間違いないでしょう。

普段チョット背伸びして買ったケーキと、
どれくらい味が違うのでしょうね。

気になる方は、
帝国ホテル、ホテル雅叙園、ウェスティンホテル東京、
ホテルニューオータニなどで、ご予約をどうぞ。

イチゴのほか、メロンを
組み合わせたケーキをけっこう見かけますが、

私は、なんてったって、イチゴショートのファンなので、
たとえ、メロンが静岡県産の極上マスクメロンであっても、
イチゴだけでいいです。

そうですね〜
今年予約するとしたら、ニューオータニ。

【 エクストラスーパークリスマスあまおうショートケーキ 
直径18cm ¥19,440円(税込) 】ですね。

スポンジに使用する卵は、玄米で飼育された“玄米卵”
粉はオリジナルブレンド。

イチゴは福岡産の“あまおう”で、
生クリームには、
あまおうの味を引き立てるために、
和三盆とアーモンドクリームを使用している。

で、縦1/2カットのイチゴが贅沢に挟んであるのは、
スポンジのしっとり感を長持ちさせるため。

最後に、ポンポンと大粒の“あまおう”を逆さにしてのせて、
真ん中にダイスカットのいちごのはちみつ漬けを
あまおうの高さまで敷き詰める。

その“はちみつ”が、
フランス産の天然ひまわりという、
こだわりようなのです。

ひまわりのはちみつ、食べたことないし。。。


というわけで、
今日も長くなってしまいましたが、
最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました!


では、また明日。。。

真の教育とは





0 件のコメント:

サイダーとヨーグルトでラッシー作ってみた

音声はユーチューブで ラッシーが飲みたい ラッシーとは カレーと相性が良くて 辛さが和らぐ白いソフトドリンクで それを飲みたいって思って カレー屋さんで飲んだ印象では 飲むヨーグルトっ...