2017年11月8日水曜日

母と毛皮


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おはようございます!

私は、ずーっと家にこもっていて、
季節がわからなくなることがあります。

今朝も、

いま、私が感じている季節は、
春か秋にちがいない。

でも、いったい、

夏に向かっているのか、
冬に向かっているのか、
どっちだろう?

と、タイピングの手をとめて、
考えました。

で、11月だってことを思い出して、
あー、冬にむかっている、

ということは、
これから、寒くなるんだ~って思って、
北風が冷たいニッポンの2月を想像しました。

なんてノーテンキなんでしょうね。

でも、いいじゃないですか。
今の私の状態、悪くないのかもしれません。
気持ちが軽いか重たいかっていったら、
きっと、軽い方だと思います。

きょうのポカポカ陽気も影響しているのかもしれませんが、
毎日、しっかり、四季を感じて生活している方には、
信じられないような錯覚ですね。

毎朝、出勤するときに、
きょうは何を着ようかとか、
結構、悩みますよね。

男性で、スーツの方は、そこまで、悩むこともないかもしれません。
ほとんどの人が、洋服の青山とかアオキとか、はるやまとかに行って、
スリーシーズンOKっていう、スーツとかを買うと思います。

お得ですもんね。
娘の初めてのスーツも、そういうのを買いました。

以前は、
夏もの、冬もの、あいもの、
っていう感覚で洋服を揃えていたのですが、

今は。。。変わりましたね。

真夏と真冬が極端に短く感じられますから、
“あいもの”だけでもいいのかな?
て、毎年、思います。

じっさいは、
そう簡単にはいかないんですけどね。

『あっ、真夏(真冬)が来た!』
って思ったのもつかの間、
もう、秋(春)が始まっていたりして、

タンスから、
冬物を出さなきゃよかったとか、
よくありますね。

夏も同じです。

だって、結局、一度しか着ないで、
クリーニングに出すことになるんです。

私は、昔から、クリーニング屋さんを信じていなくて、
なるべく、出したくないんです。

なぜなら、クリーニングに一度でも出すと、
生地が痛みますからね。

冬のカシミアのコートやジャケットは、
以前は、一回着るたびに、
イノシシか豚の毛でできたブラシで、
丁寧にブラッシングしていました。

クリーニングの回数を減らすためです。

奮発して、高い洋服を買っても、
いいクリーニング屋さんがないと、
悲惨だなって思うようになって、

なので、衣服を買うにしても、
すごく、合理的に考えるようになりましたね。

私は、セレブじゃないし…

丈夫で長持ち、極端に値段がはらない。
そこそこオシャレで、
家で洗濯できる素材のものを優先して買う。

そういえば、

この頃、毛皮を着た人をとんと見かけませんが、
ミンクとかの高級毛皮は、今の時代、
いつ、どこで、だれが、身につけているのでしょう?

ちょっと、気になっちゃいました。

ずいぶん前のことですが、
ハリウッド女優がパーティードレスの上に毛皮をまとい、
リムジンやロールスロイスから降りてくる。

超・昭和女たちは、
そんな姿にウットリわくわくしたものです。

ところがです。
時代は流れ、平成の大スターたちは、
めったなことでは、高級毛皮を
身につけることはありません。

毛皮を着ようものなら。。。

動物愛護団体から、バッシング、非難の嵐、雨、あられ。

ファンからは、イメージダウンと言われ、
下手すると、人気が落ちるからです。

たしかに、
毛皮は、動物を殺さないと生産できません。

私は、それに関して、
善か悪か、動物の殺生はよくない、
というような、
ハッキリとした意見を持っていませんでした。

だからと言って、
どうでもいいと思っていたわけではありません。

が、しかし、

今回、毛皮のリサーチをしていて、
知ってしまったんです。

毛皮産業の実態を!

その惨状を!!

とても信じられません!!!

あなたにもネットで調べてみてほしいです。

私は、気が弱いので、
その拷問にも似た、

動物を生き物とも思わない製造過程を、
正視することができません。

でも、想像することはできます。

血の通った人間には、
できるはずがないと思うのです。

無感情で動物を生殺しにする
毛皮職人たちは、AIなのか?

それとも、
自分たちの心や脳や魂に麻酔を打って、
イヤイヤ作業を続けているのだろうか?
食べていくために…

考えただけで、寒気がして、
鳥肌が立って、これ以上、
とても口に出すことができません。


興奮してしまいました。。。


話は変わりますが、
私には、毛皮の思い出があります。

母があるとき、
毛皮をもって帰ってきました。

毛皮を箱から出して、
「これ、買おうと思うんだけど、どう?」
って私に聞くんです。

母は、年をとってから、よく、
不思議そうに私に言っていました。
「昔は大きかったのに、身長が縮んだ縮んだ」
って。

そんな母の身長は、
150cmちょいだったかな?

重々しい黒いロングコートに身を包み、
買う気満々で嬉しそうな母。

ところが、私は、

ちょ、ちょっと待って!
それは無いでしょ!と思いました。

「やっぱり、お母さんには、
カシミアとかのほうが、
上品で似合うと思うよ」

と、意思表示したと思います。

私は、母の気持ちを一切考えずに、
自分の好みを一方的に押し付けてしまったんですね。

今思えば、なんて親不孝。。。

そのことを、知人に話すと、
「毛皮くらい着たっていいじゃない」

て、言われて、少しは目が覚めましたが、
あのときの毛皮は、
お世辞にも上品とはいえないシロモノでした。

だって、そうですよね。
毛皮だってピンからキリまであるんですから。

母は清水の舞台から飛び降りたつもり
だったのかもしれません。
でも、たかが知れてると思いますね。

私もその毛皮を手に取ってみましたけど、
ずっしり重たかったです。

なんの毛皮だったか、
覚えてないですけど、

とにかく、私は、重たいコートは苦手です。
ぜったいに肩、こりますもん。

でも、母の場合は、好きなら、
重い、とかは気にならなくて、

「重いのも毛皮のうち」って感じで、
「毛皮は重たいもの」
という、
認識をもっていたのかもしれません。

そういう『おしゃれ感覚』一つとっても、
人それぞれってコトですね。

それにしても、

毛皮を買うお金があれば、
カシミアのいいコートが買えます。

結局、

正確には、なんの素材かは忘れましたが、
母に、とてもよく似合って、
軽くて暖かいコートを買いました。

一緒に選びました。

山吹色のゆったりとしたロングコートでしたが、
なぜか、小さなカラダでバッチリ着こなしていたんですよ。

さすが、着道楽で鳴らし、
ハイセンスと言われた母です。

私が、母に毛皮を諦めさせちゃったんで、
最後は、ほめておかないとね。。。


というわけで、
今日は、毛皮のお話をしました。

なんだかんだ言って、
生活に密着した毛皮の世界もあります。

シベリアなどの極寒地方に暮らす人々には、
毛皮はカラダの一部になっています。

毛皮なしでは死んじゃうってレベルかもしれません。

私が、すべて、見てきたわけではないので、
なんとも言えないのですが・・・


最後に私の想いです。

動物が苦しまず、毛皮産業に関わる人々が、
心と魂と冷静な思考を取り戻し、
新しい仕事に就くことができ、

生き物すべての平和が
1日でも早く訪れますように。。。


それでは、きょうも、
最後までお聞きくださり

ありがとうございました!

教育の科学





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