2018年1月28日日曜日

進化する人しない人


ユーチューブで聞く場合は↓ここをクリック
  https://youtu.be/FMez2OwDlMM



おはようございます。
きょうは、X-Buddha第14話です。
タイトルは、他人を進化させる方法なんですけど、

進化する人としない人がいる。

他人を進化させる前に自分が進化したい。
なので、教育者のセルフイメージとか、
コミュニケーションスキルとか、マインドセットとか、
これまで、深く勉強してきました。

で、何のために教育者のほうも、
いろいろと学ばなければいけないかというと、

生徒さんを進化させるためです。

自分もそうですが、
ましてや生徒さんとなると、
難しいです。

でも、進化しやすい人の特徴っていうのがあって、
それは、素直な人ですね。

授業の内容に、シノゴノ言わずに、
素直に耳を傾けることができる人。

逆に、進化しにくい人は…

「俺は、いつだって、おとなしく先生の話をきいてるよ」
と、思っているかもしれませんが、

けっこう反抗的っていうか、

当たり前すぎて、
誰もそんなつもりはないんですけどね。

でも、100%素直じゃないんですよね。

たとえば、あなたは、授業中、
先生の話を聞きながら、

「あ、それ知ってる、以前、聞いたことがある」

て、思ったことがあると思うんですけど、
そのあと、どうします?

「知ってるから、もういいや」

ってなって、急に集中力が途切れて
キョロキョロしだしたり、注意力が散漫になったり
「もっと別の話してよ」って、思ったことありませんか?

それとも、

「念のため、もう一回聞いておこう」
「知ってる、知ってる、なんだっけ?聴きたい」
て、なるか、どっちです?

もうお分りでしょう。

以前にも聞いたことがある話を、
「あ、これは、すでに知ってる話だ」
と頭の中で処理するとどうなるのか、

もう、あなたは、
学ぶ体制ではなくなるんですね。

どこかで、もう聞いた、知ってるから、
もっと知らない話をきかせてよ、ってなって、
脳のフォーカスがよそ見するんでしょうね。

だから、先生の話は全く
耳にも脳にも入ってこなくなるんです。

逆に、素直に、リラックスしていると、
勝手に先生の話がグングン脳に吸収されていきます。

ひょっとしたら、
以前聞いたときには気がつかなかった
新たな発見があるかもしれません。

ドイツの心理学者、エビングハウスは、
人間の脳の”忘却のしくみ”を数値で表したんですけど、

それによると、
人間は、一生懸命にたくさん勉強しても、
たった1日で、74%も忘れてしまうんです。

言い方をかえれば、
人間は忘れる動物だから、
生きていられるとも言えます。

だって、覚えておきたいこともあるけど、
さっさと忘れてしまいたいことだってありますから。

むしろ、ウンコと一緒で、
記憶のデトックスの方が、
大事だったりするかもしれません。

情報は、勝手に入ってきますから、
意識しなくてもどんどん溜まっていって、
勝手に忘れてくれないと身がもたないって
感じですよね。

で、なんの話でした?

そうそう、
先生の、また、同じ話を聞いたとき、
あなたが「あ、知ってる」と思ったとき、
すでに、その情報の7割は忘れてると
思い出してください。認識してください。

一度聞いてから、1ヶ月たっていたら、
8割は忘れているということで、
覚えているのは、たった2割程度です。

なので、今度からは、
知ってる話でも、過去に聞いた話でも、
前のめりになって聞くようにしましょう。

もう一つ、
進化を阻む、ことがあります。

それは、反対意見です。

人間は、0歳ならいざしらず、
生きていたら、知識がつくというか、
体験によって、自分の考え方、意見、
信念が出来てきます。

たとえば、3歳くらいの女の子がいて、
野良犬のワンちゃんの頭をなでようとして、
がぶりと噛まれて、手が血だらけになって、
恐怖と痛みで泣き叫んだ経験があったとしたら、

多くの場合、そのこの心には、
『犬=凶暴』という信念が染み付くでしょう。

そんな、女の子が、先生から、「犬は猫と違って、
人懐こくて優しくて可愛いよね」

と、言われたらどうでしょう?

「絶対にそんなことはない!
犬は怖い、恐ろしい、噛みつかれる、
先生の言ってることは間違ってる!
猫の方がかわいいもん」

こうなったとしたら、
もう先生の言葉は耳に入りません。

大人なら、なおさら、もっとたくさんの
自分の信念をもっています。

だから、何かを学ぶときにも、
その信念を曲げられずに、

「先生、その言い分に反対!
断固反対」ってなっちゃう場合がありますが、
当人にとっては、ごく自然の思考なわけなので、
おかしなことをしているという自覚はないんです。

そうなると、もう、進化の可能性を、
自らの手で封鎖してしまうようなものです。

さっきの、犬に噛まれた子供が、
先生が「犬はかわいいよね」というのを聞いて、
嘘だ!と言いながらでも、

世界に1匹くらい、優しい、
噛まない犬がいるかもしれない…

素直に、そう思って、
先生の話を静かに聞いたとしたら、

犬がトラウマの人生から
解放されるかもしれません。

女の子の人生から恐怖がひとつ消えて、
新しい情報を得られるチャンスにもなるのです。

オープンマインドになれば、

『野良犬と飼い犬の違いとか、
人間と一緒で、犬にも性格があって、
凶暴な犬もいれば、優しい犬もいて、

ほとんどの犬が、可愛いけど、
じゃれてるつもりで、人間を傷つけたりするから、
犬と接するときには、気をつけようね』

そういうことを学ぶことができます。

というわけで、

進化を妨げるのは、自分自身の問題で、
進化にブロックをかけるのは、
「知ってる」と思って、聞く耳をもたなくなることと、

先生が自分の信念と違うことを話したとき、
反射的に「反対!」と言って、
先生の考えを突っぱねること。

口には出さなくても、
心が拒否していたら、
同じことですよね。

私たち、
オープンマインドで進化しましょうね!

というわけで、

このつづきはまた明日お話しする予定です。
今日も最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました!


第一回期末セミナーの様子
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#GMfFUu








0 件のコメント:

サイダーとヨーグルトでラッシー作ってみた

音声はユーチューブで ラッシーが飲みたい ラッシーとは カレーと相性が良くて 辛さが和らぐ白いソフトドリンクで それを飲みたいって思って カレー屋さんで飲んだ印象では 飲むヨーグルトっ...