2017年7月7日金曜日

アート脳とライティング脳のちがい

横尾忠則「版画展」は写真撮影OKだった。
さすが世界のYOKOOさん!
























ユーチューブで聴きたい場合はここ↓をクリック
       https://youtu.be/DO2QkfwuZHI

セールスの真髄を聴く



今日は、最近ずっと、
仙人さんに、
確認したいなって思っていたことを、
お話ししたいと思います。

じつは、
2ヶ月くらい前のことだったと思うんですけど、
わたしは、なにか文章を書こうとしていたんです。
すると、頭が真っ白で、まったく何も浮かばないんです。

ほんとうに、なんにもです。
脳が反応しないんです。

スイッチを入れているのに、
部屋の電気がつかないって感じ、
電源をオンにしたパソコンが立ち上がらない、
そんな感じなんです。

水が凍ると白くなりますよね。
そんな映像が頭に浮かんだまま、
わたしは考えこみました。

これは、いったいどういう状態なんだろう。

頭がどうにかなっちゃったんだろうか?

遂にきたのか、アルツハイマーって、
本気で心配しました。

そんなことが、何回かあって、
気がついたんです。

何時間とか、何日間とか、
フルに書道に没頭したあとは、
いつも文章が書けないんです。

なので、
書道とライティングの両立は、
できないんだろうか?

って、一瞬悩みました。

でも、すぐに、考えが変わったんです。

なぜなら、わたしが大好きな、
世界の芸術家・横尾忠則さんが、
たっくさんの本を書いているからなんです。

書いているどころじゃなくて、
著作は現在、軽く70冊を超えていて、
今も書き続けています。

それに、約7年前から、ツイッターをやっていて、
そのとき、思ったり、感じたりしたことを、
素直にストレートにつぶやいています。

ときには、ご自身の展覧会や、
新しく出版される本の紹介などをするのですが、
それが、すごく慣れているっていうか、
実にうまいんです。

アートと売り込みが、結びつかないと思うんですけど、
それに、横尾さんが81歳という高齢であるってことも考えると、
芸術家は、制作に没頭するものって思いがちなんですけど・・・
横尾さんは、トップセールスマンなんです。

技巧じゃなくて、さらっと、告知をしているだけなんだけど、
素人っぽくないんです。やっぱり、長年そうしてきたから、
プロになったのかな?って感じもします。

ジョン・イー・ケネディーさんが、
「コピーライティングは、
セールスマンを文章化したものだ」と言っています。

で、そのコピーライティングはスキルである。
何年も何年もやればやるほど磨かれて上手くなっていく。
と仙人さんも断言しています。

何年も、何十年も、
横尾さんが自然にやってきたことが、
いまやプロの広告にも負けない、
コピーライティング力になった。
と、言えるのかもしれません。

横尾さんを、Jr.コーピーライター的に、
スーパーフォーミュラを意識してみてみると、
横尾さんご自身が、圧倒的な証拠なんです。

常に、圧倒的な、興味をいだかせ続けている、
出版物や美術作品。

それらは、横尾さんご自身からも溢れ出ている。
言動であったり、風貌であったり、
とにかく、ほかに類をみない横尾ワールドがある。

先日も、東京で、横尾さんの版画展があった。

ツイッターで、さりげなく予告したり、
あと何日で終わりとか、
東京展にどうしても行けない人は
9月に神戸展があるよ。

とか、
ファンにたいして、面倒見がいいというのか、
コミュニケーションが行き届いている。

で、今回は緊急告知がありました。

「最終日、13時から15時まで、
会場内で、サイン会をやります」

でも、前日まで、北海道にいるので、
中止になるかもしれません…

そんな、但し書きがあったにもかかわらず、
わたしも、足を運んでしまった。

初めての場所へ。
「横尾さん、いないかもしれない…」
そんなふうに思いながら、美術館に入ってびっくりした。

わたしはまだ、切符を買っていない。
建物の中で買うのだ。

時間は、12時過ぎ、目の前に、すでに、長蛇の列があった。

わたしは目を疑った。
あとで、知ったのですが、
横尾さんは、その日2時間で、
300人にサインをしたそうです。

横尾さんの後ろのテーブルに積んであった、
版画展の図録がどんどん減っていきました。

アシスタントさんが、本を横尾さんの手元にさしだすと、
わき目も振らず、
ハイスピードでサインしました。

途中、5~6分の休憩が入りましたが、
その分、早めにサイン会はスタートしたので、
ほんとうに丸2時間というもの、
横尾さんは手を動かしつづけていました。
並んでいるすべての人たちにサインするために。

ツイッターで、つぶやくだけで、
サイン会だけで、300人集めてしまう。

サイン会の開催が、
いつ決まったのかは、わかりませんが、

版画展の会場である
「町田市立国際版画美術館」のホームページでも、
緊急告知として、発表されていました。

版画展会期中のイベントは、
横尾さんと有名人との対談とかが
最初から決まっていました。

なので、今回のサイン会は、
ほんとうに横尾さんが、
急に思いついたことなのかな?
と思いました。

最初から、
スケージュールの関係で、
やりたくてもできない。

そんな状況だったのかな?
とも考えられます。

それにしても、横尾さんはすごいです。
好きなことをやっているだけで、
仕事のオファーが常に来る。

絵をやっていたら、展覧会やりませんか?
じぶんの考えを、なんらかの形で発信していたら、
本を出しませんか?
と、あちらからやってくる。

海外から描いてくれと言われたら、
「それくらい、自国でやればいいのに」
と、つぶやく。

で、どうしても、あなたじゃないとダメなんですと言われ、
ことわれなくて、スカイプで打ち合わせをする。

そして、町田の版画展の翌日は、
お休みかと思いきや、
また仕事で、新幹線に乗っていらっしゃった。

81歳で、常に動きつづけている・・・

そんな横尾さんの話が長くなってしまいましたが、
美術家で、文筆家で、
優れたセールスマンでもある横尾さんを
考えた時、

書道とライティングは両立できると思ったのです。

横尾さんは、制作にとりかかってから、
作品が出来上がるまでの時間が短いのだそうです。

おそらく、文章のほうもそうだと思われます。

美術も書くほうも、
つねに両方のことを考えていて、意識していて、
いざ手を動かして、アウトプットし始めると早い。

そんな感じなのかなと思いました。

これからも横尾さんから目が離せません…


思いつきで、よく人を集める、仙人さん、
右脳と左脳の切り替えをよくするには
どうすればいいでしょうか?
教えてください。

よろしくお願いします。

といわけで、
今日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました!


海外の謎の大地で終結コピーライター集団










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