2017年7月5日水曜日

イームズの名作「シェルチェアがほしい」

イームズのシェルチェアはハーマンミラーが作っています。









ユーチューブで聴きたい場合はここ↓をクリック
       https://youtu.be/XKzT2Vm9aqI
 

イームズチェアのような商品づくり↓い
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「イームズチェアが欲しいんですよ」

おはようございます!
きょうは、イームズチェアの話をしようかなと思います。

数年前、いつだったかな?
確か4年くらい前だったと思うんですけど、
ある、グラフィックデザイナーのお宅に
お呼ばれする機会があったんです。

あれはセミナーのあと、
食事会があって、
数名だけ残ってて、
主宰者さんが、

「ウチくる?」

みたいなノリで、

ほんと、6人くらいいたのかな?
終電までの、
ほんの少しの時間だったんだけど、
お邪魔地しちゃいました。

その前に、コンビニで、
デザイナーKさんが、
みんなに飲み物を買ってくれた。

「好きなの買って~」って感じで。

で、ついていったら、
すっごい高層マンションで
見上げちゃいましたね。

でも、夜なので、
よくわかりませんでしたけど。

マンションの入り口のドアも背が高くて、
高級ホテルみたいで、
セキュリティーもしっかりしてそうな感じで。

場所は東京の六本木周辺だったのかな?
よくわかんないです。
でも、眠らない街みたいな…

で、あとで聞いたんだけど、
家賃がたしか5~60万とかで、
仲間の方ととシェアされているようでした。
詳しいことは忘れましたけど。

で、そこにあったんですよ。
イームズチェアが・・・
あの、有名なシェルチェアです。
シンプルなアームのない、
サイドチェアです。

そのお部屋は、ミッドセンチュリー風でした。
その日からわたしは、
ミッドセンチュリー家具に憧れるようになりました。

家具は、すべて、黒と白とウッドの茶色のみ。
そんな感じで、白いテーブルに、白と黒の、
イームズ・シェルチェアが置いてあった。

それまでのわたしの好みは、
フカフカのソファ好み、ファブリックとか、
天然素材系の、自然派志向。

ミッドセンチュリーは、
真逆の感じがする。

そこで見たイームズチェアも、
プラスティック製でしたね。

いまでも、
わたしは、木の質感が大好きです。

なので、今注目しているのは…

テーブルでも、天板だけは木製で、
足の部分だけ、アイアンだったりする、
そんな、木のぬくもりとクールな鉄が
ミックスされた家具です。

とても日本では人気が高いです。

それにしても、
プラスティクの椅子はいただけません。
と思っていました。

椅子といえば、人間の体と直接触れるものです。
だから、冷たいと、嫌じゃないですか。

木でも、そのまま座ると、
「冷た!」
って感じます。

とても、座布団なしでは、座れません。

冬は特にですね。

だから、わたしのなかで、
椅子でプラスチック系っていったら、
アウトドア用品とか、遊園地とか、動物園、
野球場のベンチを思い出します。

アイスクリームやさんの前に置いてあって、
日よけの大きなパラソルが付いていたり、
そうそう、ビーチとかプールサイドとかにもありそうです。

で、ここで、豆知識なんですけど…
「アイアンとスチールって同じと思っていました?」

わたし、同じと思っていたんです。

それが、違うんですよ。

どこが違うかといいますと、

アイアンは、純粋に鉄そのものなんですけど、
スチールっていうのは、日本語では、ハガネって訳していて、
鉄をもっと強くするために、炭素が合成されているんです。

で、ついでにステンレスですけど、
正式名称は、ステンレススチールっていって、
実は、鉄は使われていないんです。

何をつかているのか知りませんが、
ステンレスは、サビないイメージがあるんですけど、
金属には変わりがないので、
錆びにくいけれどもサビます。

で、結論は、
アイアン、スチール、ステンレス、
の順番で、より堅牢になって熱にも強くなっていきます。

ということは、
より研ぎ澄まされてシャープさを増すほど、
冷たい感じがしてきますね。

たとえば、
プロ仕様の厨房って感じです。

なので、アイアンっていうのは、
質感的にも、まだまだ、凸凹していて、
自然さを残しています。
なので、より木の素材と、
相性がいいように思います。

で、本題のシェルチェアにもどりますけど、
あんまりゴージャスでセレブ的な印象は
無いというか薄いですよね。

それもそのはず、
シェルチェアは、、
安価で量産できる、しかも、
軽量なデザインを目的として作られたんです。

それが、
発表当時から、若い人たちに大人気で、
今もミッドセンチュリーの代表的デザインとして、
世界的に君臨していますよね。

デザイナー、イームズの作品というのは、
たんに量産目的で作られたのではなく、
そういうデザインの流れというか、モッダニズムっていうか、
非常にデザインというものを重視したんです。

なので、自由にデザインするために、
新しい素材や、新製法が考えだされたり、
また、その新しい材質や製法が、
新たなデザインを生んだ。

そんな時代でもあったんです。

で、はなしは、飛びますけど、
わたしが、シェルチェアを買おうと思い立って、
ネットで調べて思ったのが、
なんで、こんなに値段に開きがあるの?
数もたくさんある。

で、そのままだった疑問が、
今回ハッキリしました。

リプロダクトといって、
多くは、デザインの権利の切れた、
ジェニリッック薬品みたいなものが
売られているんです。

薬と違うところは、
シェルチェアのほうは、
デザインだけ真似していて、素材は、
ほぼ、安価なものに変えられています。

なので、安いものでは、
値段が10倍くらいちがいます。

わたしが知っている高いものでも、
元祖の4分の1くらいのものです。

シェルチェアも色んなオプションがあって、
一番人気は…

スチール製のエッフェル脚と呼ばれるタイプで、
シェルがプラスティック(ポリプロピレン)の、
わたしも一押しのデザインです。

1946年に発表された、
イームズチェアの別バージョンがあるんですけど、
それは、ニューヨーク近代美術館に永久展示されているんです。

それが・・・
チェアデザインというものが、
「独立した、新たな評価を得る」
きっかけになったそうです。

最後は、チャールズ・イームズの言葉でしめたいと思います。

「デザイナーの役割は、ゲストのニーズを事前に察知する、
非常に優れた、思いやりのあるホストのようなものだ」

うん、コピーライターマインドがビクンとした!

私も商品を提供するがわの立場として、よく覚えたおこう・・・

というわけで、
今日も最後までお聴きくださり

ありがとうございました!


※ 参考:ハーマンミラーストア


仙人さんの声 https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#GMfFUu

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