2017年6月28日水曜日

アンティーク・ステンドグラス

スペイン、ガウディーのサグラダファミリア内、ステンドグラスが幻想的!



















夢を叶える

おはようございます!

今日はステンドグラスの話から始めようと思います。

何でもやりたがりの私は、
ステンドグラスにも興味があって、
あの中世ヨーロッパ的な、
ガラスの綺麗な色彩に憧れていたんですね。
で、習いに行きかけたんですよ。
結局行かなかったんですけど…

ステンドグラスって、
分厚い色ガラスを何枚も裁断しなきゃならないとか、
ハンダゴテと鉛でガラスをつなぎ合わせるとか、
溶接って感じでちょっと大変そうとか思って、

作品も当時はスタンド式のランプを作りたかったので、
いくつも作ったら、いくら好きでも、こんどは邪魔になりそうとか、
プレゼントすればいいかもしれないけど、プレゼントされるほうも、
趣味にあわないものをもらっても困るだろうとか、
材料費もバカにならないぞとか、いろいろ考えたんですよね。

それにね、一度は、教室もやっていている
ステンドグラスのショップにも行ってみたんですよ。
でもなんだか、高級感がただよってて、
お気軽じゃないんだなって思って、
おじけづいて帰って来ちゃったんです。
で、また出直そうと思ってそのままになっちゃった。

結局、ステンドグラスのかわりに七宝焼きを始めたんです。
が、その話はおいておいて、今日はステンドグラスの話なので、

わたし、輸入アンティークショップのサイトで
家具をよく見るんですけど、
その際にステンドグラスをよく見かけるんですよね。
それで、気になっていました。
ランプじゃなくて、
多くは、四角い木の枠で囲ったステンドグラスです。
結構シンプルな図柄で、お花とかが多いですね。
で、フランス製かなって思ったら、
輸入物は、ほとんどがイギリスから来たものなんです。

フランスやイタリアからのものも少しはあるらしいけど、
ハンドペイントのステンドグラスなんて記載がある。

ハンドペイントって、人の手で塗るですよね。
ステンドグラスでも絵付けが流行った時代があったんですね。

ステンドグラスの起源をハッキリと証明する文献は、
今のところまだ発見されていないようです。
ただ、西暦400年ごろ、窓にはめる
板状のガラスが製造されるようになって、
まもなくステンドグラスも作られるようになった。
それは、フランスの文献から、わかっているそうです。

で、最初はキリスト教の教え、聖書のストーリーなんですかね?
ステンドグラスで表現したのが始まりっぽいです。

で、1500年くらい前から、
ステンドグラスが作られるようになって、
その間、技術的な発明とかがあったんですけど、
たとえば、ガラス同士をつなぐ、素材とか
ガラス用の顔料とか絵の具的なものですよね。

開発されたことによって、
写実的な絵を描けるようになったんですね。
でも、結局、衰退しちゃうんです。

なぜかっていうと、調子に乗っちゃったんでしょうね。
ステンドグラスの本来の魅力である
光と色ガラスの調和美っていうものを
無視しだしたからなんです。

ガラス同士をつなぐ線もだんだん簡略化していって、
一枚一枚のガラスも大きくなっていって、
それはもう普通のキャンバスに描けばいいじゃん、
油絵とどこがちがうのよって感じで、
ステンドグラスにする意味がないみたいな…
ステンドグラスの衰退時代に入ってしまったんです。

で、一度は、衰退したステンドグラスでしたが、
復興の時代がやってきました。

産業革命の影響で、ながく大量生産の時代が続くんですけど・・・

って、わたし、歴史得意じゃないので、大雑把にお話ししていますから、
間違っていたら、詳しい方、教えてくださいね。


大量生産といえば、効率、合理化って、
安かろう悪かろうの商品が溢れていた時代なんです。
そんな状況に我慢ならなくなった人たちが、
生活にもアート性を取りいれようよ、ってことで、
手しごとを復活させようとしたんです。

ポイントだけ言いますね。
それで、新しい芸術っていう意味の、
アールヌーボーっていう芸術様式が生まれたんです。

お花や植物がモチーフで、蔓科の植物をイメージしてほしいんですけど、
なめらかで流れるようなエレガントで装飾的な感じのデザインが
特徴です。

そんなアールヌーボーも、いつしか、それが世の常って感じで
アールデコっていう、様式にとって代わられてしまいます。

アールヌーボーは、芸術に走りすぎてしまい、
手間暇コストがかかりすぎる。
第一次世界大戦も勃発して、
アートとかデザインとか、
それまでは特権階級だけのものだったのが、
大衆にも広がっていって、
時代は大量生産を求めるようになっていったんです。

そんなアールデコ調のステンドグラスは、
丸い部分、円とかちょっとしたカーブも、
少し取り入れる場合もありますけど、なんといっても、
幾何学模様の直線的でシャープなデザインが特徴ですね。
チャラチャラしたって言ったら、
アールヌーボーさんに失礼ですけど、
装飾性をそぎ落とした、
すっきりしたデザインになっています。

ヨーロッパのアンティーク家具とかの説明で必ずでてくる
このアールヌーボーとアールデコ、
今回は、この二つの違いをはっきりさせたかったので、
細かいデザインの流れ的なことはカットしてお話ししました。

で、つぎに、
日本で人気のイギリスから輸入された
ステンドグラスの特徴ですが、
バラとかゆりの花のデザインが有名です。

日照時間が短いイギリスでは、
窓から差し込む光を最大限に楽しむために
ステンドグラスがイギリス全土に広まったんです。
1920年から30年代にバラやゆりの花柄が
スタンダードなっていくんですね。

このころのものが日本でも一番人気が高いっていうか、
数も多く、普及されていますね。
日本人好みのシンプルなデザインで、
日本家屋にも合わせやすい感じで、

よく見かけるのが木枠のステンドグラスです、
これは、イギリスの建物を解体する時に、
窓とか、ドアとかから外されたものなんです。
なので、釘が打ち付けてあるままだったり、
木枠が痛んでいたりしていますね。

でも、ガラスは、手作り感があって、
とても味わいのあるものなんです。

表面が凸凹していたり、
気泡やゴミっぽいものが入っていたり、
色合いとかですね。

ステンドグラスの材料につかうガラスにも、
高級なものから、
そうでもないものまであるんですけど…

いいガラス素材を使うと、やっぱり、透明感とか、
光の反射の具合とか全然ちがうのだそうです。

あと、色の付いていないステンドグラスがあって、
19世紀末くらいまで、使われていたんです。
シンプルで、古民家に合いそうですね。

ガラスの質感が生み出す光の屈折効果もまた、
魅力的なんでしょう。飽きがこない感じもいいですね。

こうやって、ステンドグラスを掘り下げていくと、
ヨーロッパ美術にも関心が深まりますね。

スペインのサグラダファミリアも、
どちらかというと、アールヌーボー系なんだそうです。
ま、アートや、デザインをカテゴライズするなんて、
基本、どうでもいいことなんですけど、私にとっては…

アートでも、自然でも、赤ちゃんでも、
犬でも猫でもペンギンでも、アイホンでも、
自分の好きなものを見ていてしあわせ~
ってとこが大事ですよね。

古民家と透明のステンドグラス、
欲しくなってきました・・・

というわけで、
今日も最後までお聴きくださり

ありがとうございました!


アメリカA級コピーライターの教え

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