2017年6月25日日曜日

コピー業界で生き残る方法

源氏旗揚げ寿司、生わさびがビリリと辛かった!























ユーチューブで聴く場合は
↓ここをクリック


生き残りをかけて戦う


あはようございます!

きょうは「、Jr.コピーライター第8話」
を、聴いた感想をお話ししたいと思います。

昨日わたしは、
まんまとキャッチコピーにひっかかったんです。

新幹線のり場の近くのキオスクで、
駅弁を買ってしまいました。

「源氏旗あげ寿司」・・・
ぎょうぎょうしいネーミングに目が釘付けになりました。

歴史好きの男性に受けるのかな?

新幹線、ビジネスマン多いですもんね。

わたしがなぜ
「源氏旗あげ寿司」にビクンときたのか考えてみました。

「源氏」ということばに権威性のようなものを感じ、
「旗あげ」には、活気、勢い、元気、勇ましさを感じ、
「寿司」ということばには、私が寿司好きでちょうど
助六寿司を買おうと思っていたのでドンピシャだったのです。
なので、この寿司弁当をみつけたとき、
非常にポジティブなイメージを持ちました。

いつもなら、
新幹線ホームのお弁当屋さんで「助六寿司」を買うのですが、
昨日は、待ち時間がたっぷりあったので、
キオスクに立ち寄ってみました。

そしたら…
「源氏旗あげ寿司」と出会った。
大きなワゴンにポンと
10個くらいかな、置いてありました。
けっこう売れた後なのかな?
なんて考えながら見ていて…

わたしは、
食い意地が張っていますので、
伊豆の新鮮で美味しい食材をイメージして、
美味しそう~って思っていました。

あとでわかったのですが、
創業90年の老舗のお寿司屋さんがつくったすし弁当でした。
しかも、
魅力的な字だな~とチェックしていた包装紙には、
森繁久弥さんの
手書きの文字が印刷されていました。

見た目が、いつもの駅弁屋さんとは、
みるからに違うんです。

包装の仕方もビシッと決まっています。
いつもの庶民的なゆる~い感じとは全然ちがいます。
ひと目でわかります。
「ワンランク上の高級な助六寿司だ!」
って思いました。
私の目に星マークが出ていたかもしれません。

「たまには、ちがう味も試してみようかな?」

私の意識は、ネーミングの意図よりなにより、
胃袋に直行していました。

いつも買う助六より、400円近く高くても、
迷っていたわたしの背中を押したのは、
この「源氏旗あげ寿司」という
お弁当に付けられた名前でした。

ネーミングのパワー、
そして、一瞬にして感じる商品のイメージ、
第一印象のパワーを改めて認識しました。

ところで、昨日の新幹線は混んでいて、
きょうは立っていくのかな~
なんて思いながら、車内をみると、
運良くみつけました。空席一つ。
こんなとき、一人旅はいいなって思います。
誰かと一緒だと、なかなか席がみつかりません。

で、二人席の窓際に座りました。
お隣さんは、4~50代の優しそうな男性でした。

午前10頃なので、
周りで誰一人お弁当を食べていません。

隣にだれもいなければ、
いいのですが…

ちょっと恥ずかしいなと思いながらも、
お腹ペコペコのわたしは、
遅い朝食を食べかかりました。
が、さきにお寿司の写真を撮ったんです。

でも、
前のひとが座席をけっこう後ろに倒していて、
撮りにくかったですね。

お隣のひとの存在も気になるし、
納得がいくまで、撮ることができませんでした。
静かな車内でのシャッター音は気がひけますしね。

ブログとかフェイスブックとかに
写真をアップする習慣のない人からすると、
お弁当を前にしたまま、写真を何枚もとっている姿は
不思議だし滑稽でしょうね。

わたしは、一回で納得のいく写真がとれないので困ります。
いっぽう、娘は、一回だけです。
一緒に外食したとき、
食べる前に、一回だけシャッターをおして、
さっさと食べ始めます。

あとで見せてもらうと、
たった一回の写真がけっこう決まっているんです。
なぜなんだろう?

性格の違いか、スキルの違いか、
才能かセンスか年季のちがいか、
まったくわかりません。

湯気のたった出来立てのご飯を前にしても、
わたしは写真のできばえにこだわりたくなってしまいます。

いつだったか、山梨県に行った時、
味噌煮込みうどんの「ほうとう」をお預け状態にしてしまって、
「もういいだろう」って夫にキレられそうになりました。


本当に、スマホで、
イメージ通りの写真を撮ろうとすること自体に
無理があるのでしょうか?

ってことで、ここは、
イメージが大事ってことが言いたかったわけですが、

商品の販売ページの話をしますね。

見るからに売り込みくさい、
キンキンキラキラのセールスレター、
見たことありませんか?

相手が目をキラキラさせて、
セールスレターを読んでくれるのは理想です…

が、
嘘のメッキくさいレターは、
読みたくもないです。

“力入ってます~”っていう、販売ページは、
読み手にも力が入ります。

「騙されねぇぞ~」って、
ガードを高くして、猜疑心むきだしで、
構えますよね。

だから…
落語でいうと、まくらでお客さんの心をつかんだら、
本題の部分も落ちの部分も、ぜ~んぶが
流れるように自然に進んでいかないといけないんです。

ユーチューブを興味津々で見ている時、
突然コマーシャルが入って、なんじゃコレ!
って思うことがあります。

それではいけません。
本題とコマーシャルが分離しすぎていると、
冷めてしまいます。せっかく気分良く、
聴き耳をたてているのに、
台無しです。

なので、今日のとっておきのはなしは…
セールスセールスしたページを作らない。
読者を心地よい眠りへと誘ってあげられるような
セールストークをする。
突然大声をだしたり、エスプレッソを飲ませたりしてはいけません。

そして…
キャッチコピーも大事ですけど、
第一印象がもっと大事です。

昨日わたしが、
「伊豆の老舗の寿司弁当」にキャッチされたのは、
包装の仕方であったり、包装紙のデザイン、紙質、色。
そこから、いつもよりワンランク上の高級さを感じて、
美味しそうって唾液が出てきたのです。

しかも売っているところが、
フツーのキオスクです。
さりげなく置かれたフツーのワゴンの中です。
敷居がめちゃめちゃ低く構える必要がありません。
まさかこんなところで大金をぼったくられるとは思いません。

セールスレターもこんな感じにしてくださいね。

今日は、さらっと、世の常識をくつがえす
すごいことを話しました。
仙人さんからのプレゼントだと思って覚えておいてください。

もう一つ、自分自身が買い物をするときには、
思いっきりエンジョイしてくださいね。
それも、「魚の気持ちになる」ってことです。

これからも、
人の役にたつ商品をつくりだして、
誠実なコピーを書いていきましょう。

それでは、
今日も最後までお聴きくださり

ありがとうございました。


まだまだあります…

0 件のコメント:

サイダーとヨーグルトでラッシー作ってみた

音声はユーチューブで ラッシーが飲みたい ラッシーとは カレーと相性が良くて 辛さが和らぐ白いソフトドリンクで それを飲みたいって思って カレー屋さんで飲んだ印象では 飲むヨーグルトっ...