2017年5月11日木曜日

魂の商人と呼ばれた男【石田梅岩】


















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時間を切り売りするという考え方は、
いつから定着したのだろう。

お金を得るためには、
嫌なことをして働かなければならない。

忍耐・我慢・犠牲、
辛い・苦しい…こんな言葉がつきまとう。

そもそも労働という言葉がいけない。

この労働という言葉は昔から日本にあったのだろうか?

どうも日本的じゃないような気がする。

労働というと、労働者階級、工場労働、
労働組合、ストライキというイメージが浮かぶ。


瑞穂の国、日本で、
労働という言葉がどうもピンとこない。

それもそのはず、
もともと日本には漢字というものがなかったのだから。


話は変わって、
日本はどこに向かっているのでしょう。

なんでもかんでも
合理化しようとして、
西洋の真似をする姿勢、
滑稽に見えて仕方がないんですけど。

いいかげん目を覚ましてほしい。

なんで、むやみに西洋化しないといけないのか
訳がわからない。

民間療法・東洋的思想・生活様式・学校システム…

いいことを真似るのは大いに結構だと思います。

でも、
うまくいっていることまで
変える必要はないですよね。

私はいつもいつもこんなことを考えているわけではありません。
どちらかというと、あまり考えないほうです。
でも、ものには限度っていうものがあります。

こんな無関心な私でも
もういいでしょ、この流れ、
誰も止める人いないの?

という気持ちになってきてしまいます。


大手の会社が初めに週休二日を導入した

その後を追うように、気がつけば、
役所も銀行も郵便局までもが週休二日になっている。

「なんで?信じられない!」って思いました。


世の中というのは一部の人の都合で
回るもの・・・

こんな現実とどう向き合えばいいのやら・・・

なんだか社会が変な方向へ走ってない?
学校も週休二日になり。。。

やっぱり、ゆとり教育は失敗だったなんて
よく言えるよね。

教育者なのに、先見の銘が無いのかな?

私は土曜日に電車に乗ることが多いんだけど、
最近では常にたくさんの通学生を見かける。
土曜日、休みじゃないんだね。

また、働く話に戻って。

まだまだ西洋式の新しい社会に
馴染めていないんですよね。
多くの日本人が。

だから、ストレスがなくならない。
がんばってがんばって、
辛くても悲しくても、我慢して働くほど
真面目が裏目にでて体をこわす。

労働って言葉に夢は感じられませんね。

日本に、もともとあった大和言葉では、
はたらくとは、
はたをらくにするという意味だ。

自分だけじゃなくて
周りの人も幸せにすること。

価値の置きどころが
西洋式とはちがう。

西洋は個人主義と言われている。

かたや日本では
共に生きるという精神性を持っている。
自然界も自分も他人も分け隔てなく受け入れる。


そういえば、
世界の国の多くの人たちが
日本文化に興味をもって学んでくれていると聞く。

でも、そんなありがたいファンの人たちは、
現実の日本を見てどう思うのだろうか。

侍もいない、
骨のある日本男児も少なくなった、
大和魂は風前の灯火。

日本に住んでいる日本人のほうが日本に愛着がなかったりする。

日本文化を顧みない日本人がいるかと思えば、
日本文化を学ぶためにはるばる海を越えて、
やってくる外国の人がいる。

面白い現象ですね。

捨てる神あれば拾う神ありってことですかね。


日本の特徴ってなんだろう?

日本には、
地域の人が集まって、
一緒に過ごす習慣や年中行事がある。

都会ではしなくなったけど、
今でも田舎にいくと婦人会のお母さんたちが、
まちまちのエプロンを身につけて、
料理をしている。

その生き生きとした姿が印象的だ。

味噌を仕込んだり、
餅つきをしたり、

春のよもぎ餅づくりも、
村じゅうのお母さん、子供たちが集まって
賑やかに作っているのかな。

出来立てのヨモギ餅は一段と美味しい。

そのうえヨモギは、薬草だから、
体にいいことを楽しんでやっているんですね。

持ち帰ったよもぎ餅は、最初にお仏壇に供えた後、
仕事から帰ってきた家族とともに食べる。
よもぎ餅を作った仲間の噂話に花を咲かせて。

こんな民族なんですね日本人って、
みんなが健康で、一緒にワイワイご飯を食べる。
そんなことに幸せを感じる。

嬉しことがあると、
お天道さまのおかげ
ご先祖様のおかげって言って、

八百万の神にも手を合わせ感謝した。
万物に、神が宿るという日本人特有の宗教観からきているんです。

どんな神様がいるかというと、
なんでもです。

たとえば、
風の神様、太陽の神様、
かまどの神様、トイレの神様。
山の神に川の神、土地の神様。

土地といえば家を建てる前に
神主さんを呼んで地鎮祭をやります。
工事の無事とこれから建てる家の繁栄を
土地の神様に祈る儀式です。

また、私だったら筆の神様ですね。
使い古した筆を供養するために
土に埋めて塚をつくる筆塚というのがあります。

筆にも命があって、寿命がきたら、
感謝して土に埋めて供養する。

筆は、お墓じゃなくて、
筆塚っていうんですね。

森羅万象すべてのものに
神の存在を感じることができる。

神秘的といおうか、
感性と想像力が豊かといおうか…

世界に比べて、
ちっちゃな国のちっちゃな体の日本人が
なんだかデッカく思えてきました。


江戸時代、初代経営の神様がいた。

その名も石田梅岩という。
商いとは、商人とはとはなんぞやと考えぬいた結果、
たどり着いたのが
『商人道』という経営の考え方。

『正直・勤勉・倹約・自律』という、
『人としていかにあるべきか』
それこそがもっとも大切である、と説いたのだ。

日本式経営の、根底にながれる大和魂。

その日本の魂を復活させようとしている人物がいる。

大事なことはつぎの世代に伝える。

そんなシンプルなことが、
今の時代はできていない。

私がメンターと仰ぐ
仙人さんも石田梅岩と同じように、
生きる上で重要なことを
世の中に広めようとしています。

つぎの時代を担う子供達に
豊かで住みよい地球を残すために。

もう一つ仙人さんがやりたいこと
それは、
いい加減な悪徳ビジネスマンをギャフンと言わせ、
お客さんがもうこれ以上にわか商人に騙されないよう手を打たねばならないこと。

そのために、Jr.コピーライター養成スクールを開講したのです。

梅岩塾に代わって魂のビジネス道を正しく伝承するために・・・


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