2017年2月25日土曜日

俳句と書と理想の師

紅梅白梅、まだまだ寒〜い朝









































かな書道仲間が句会へ誘ってくれた。

俳句の先生は、岡野洞之。

私からすれば理想の師だった。
先生としても文人としても、
人間としても。

お金の匂いがなかった。
商売っ気を感じなかった。

俳句を郵送で添削を受けるときは、
500円を為替で送ったのかな。

句会はいくらだったかな。
その日、その場で支払った。

いつも純粋、純朴な句会だった。

吟行にも何度か参加した。



少しの間、文章を習った先生も、
たしか公務員だった。

デッサンの先生も高校の先生だった。

固い職業について、
文芸やアートに没頭する。

岡野先生もそんなタイプだったのだろうか。

当時、無欲すぎた私は、
ほんとうに流れのままに
すごい人にお世話になった。

私はその道を極めるまで、
ご縁が続くことはなかった。

いつもの気まぐれで…

でも、これだけは言える。

先生方がお元気であれば、
いつだって会いたい。
すっごく会いたい。

大大大好きな先生たち。

今更だけど、
出会いに感謝。

素敵な師との思い出は、
私のこころの財産、宝物。




ゆで卵むけばかがやく花曇

この俳句との出会いは、
衝撃的だった。

中村汀女の句。

白く輝くゆで卵の白身と
一口食べた黄身の色が美味しそう。

でも、外は曇り空。
桜の花が背景にある。

割烹着すがたの主婦が描いたようなさもない俳句。

俳句は名所旧蹟に出かけて行って作る。
そんなイメージだった。

家の中にも俳句の種があるんだな。

いつどんな時でも人は感情が動く。
それを俳句にする。

その日の一句は、
自分の感情日記。

いまも大きく感情が動くと、
俳句ができる。

五七五の17文字が
勝手に浮かぶ。


最近も人生まさかの出来事が起きた。

その時の一句はまだ内緒。



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