2017年4月2日日曜日

アート・デザイン作品は胎を痛めたこども

書・筆文字・墨・半紙・夢






















う〜ん・・・・・・・・。

私が、ずっと気になっていたこと。

それは、

自分の作品を手放すこと。

いままで、

どうしても手放せなかった。

それが…

書は別としても、
押し花とのコラボ作品の場合、
賞味期限があると思った。

作品は特殊加工してあるので、
10年単位での変色がある。

毎日眺めていたら、全く
花の色の変化に気がつかないのですね。

「色が薄くなっちゃうのよ!」

って言ったら、

「それも味だよ!」

と相方が言った。

なるほどその通りだな。

ワザと枯葉を使って創作
することもあるくらいだもんね。

相方は素人のクセに、
たまには的を射たことを言う!

ま、とにかく綺麗な
出来立てホヤホヤの花の色を楽しんでほしい。

愛着ハンパない作品じゃによって、
マイルームに飾って毎日眺める分に全然問題ない。

見てると楽しくなっちゃう。

でもね、

「こんな素敵なものを
私だけが独占するなんてモッタイナイ。」

と思ったわけです。

自画自賛に聞こえるかもしれないけれど、
チョットお聞きになってくださいな。

それは、自然という完全無欠の素材のおかげなんですよ。

お花という材料を使ったでけで、
すっばらしい作品が出来上がってくれるのです。

そこに作る人の個性が加わる。

作者の、
その時の環境や心のヒダが映し出されるのです。

美術、アート、作品と呼ばれるもの何でも、、、、、、、、、

隠せませんね。

自分が出ます。

だから、私にとって作品は、
日記のようなものですね。

詩も含めてアート作品すべてが。

プラス

ここが一番のネックなんだけど。

作品イコール

「自分のお腹を痛めた子供」

っていう感覚になってしまうのが厄介。

でもさ、
ウチん家の子は、
娘なんだよね。

ということは、
いずれは嫁に出さないといけない…

あれれれれ……

作品を手放すことは、
娘の嫁入りに備えて
私の心の訓練しているのかな?



で、昨年末にね、
プレゼント作戦を思いついた。

いままでの私は、
いただくばっかりの人生だった。

もらったら返す。

そんな形式的なことが嫌いだった。

だから、これまで、
ひたすら素直にいただき続けたのよ。



『このままでいいのかな……?』

反射的に返さなくてもいいから、
折に触れてお返ししなよ。

って思いますよね。

感謝はしてるけど、
いずれ何かお返ししたい。

そう思っていても、
人間て忘れちゃうんだよね。

ちゃいますか?

もしや私だけ?

でね、私もソロソロ
いい大人なんだから、
どないかせんといかん。

感謝の気持ちを表現しようと
思いはじめた。

で、私が丹精込めた、
我が子同然の作品に想いを込めて
プレゼントすることにしたのです。



これを実行して、3ヶ月経った。

今でも……

私のベイビー達は、
どうしているのかな?

元気でいるのかな?

新しいご家族に
可愛がられているかな?

喜んでもらっているのかな?

製作時のパワーは失せていないかな?

劣化していないかな?

飽きられていないかな?

邪魔にされていないかな?

少しでもお役にたてているのかな?



そんな想いがフツフツと湧いてくるのですよ。

う〜んやっぱり複雑だな〜。

この気持ち、女心、親心。



で、
今日の気持ちはね、

『手放してもいい。

求められているのであれば……』

だって、

子供を家に閉じ込めてたらダメでしょ?!

そう、

『可愛い子には旅をさせろ!』

です。


今度は見知らぬ土地の
見知らぬ人のところへも、
子供を旅立たすぞ。


なんていう気になってきた。

もっとグローバルに、

地球的、宇宙的に・・・


自分も、娘も作品も
自由に羽ばたこうじゃ
あ〜〜〜りませんか!!!!

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