2016年1月22日金曜日

ばあちゃんの時代【おりもの】は無かった!

こんにちは!

『おりもの』の話の前に・・・

右回転で調理するといいらしいんです。

実はそれって、
私が最近読んだ本の中に
書かれてあった一節なんですよ。

本のタイトルは、
「子宮を温める健康法」
著者は、若杉友子さん。

若杉さんは1937年生まれだから、
たぶん78歳。

「子宮を温める健康法」は、
若杉ばあちゃんが、
悩める女性たちに向けた応援歌。

私は、読んでいてそう感じましたね。

若杉さん自ら著書の中で、
ご自分のことを『ばあちゃん』
っとおっしゃっています。

だから、私も、敬愛の念をこめて
ばあちゃんと呼ばせていただきます。

冒頭の「右回転で調理」もそうですけど、
この本は、ひと言でいえば、
「おばあちゃんの知恵袋」
でもありますね。

私が前々から知りたかった、
おばあちゃんから聞きたかった、
昔の人の体験からにじみ出た
知恵のオンパレードなんです。

その中の一つが、
『調理は右回転でやりなさい』

これはどういうことかというと、
混ぜる、和える、炒めるなど、
料理を作る際の手の動かし方にも
意味がある。

それを知らずに、
闇雲にいろんな方向に混ぜていませんか?

そんなことしてたら、美味しいお料理も、
体にいい料理も作れませんよー。

私たち人間は、
大宇宙の中で生かされている
一部にすぎない。

だから人は、
宇宙の、自然界の摂理や法則を無視して
生きることは不可能なんです。

常に、自然界の理の影響を受けているのが
生物である人間であり、
逆にいえば、それによって、
守られているともいえるんですよね。

私たちは、美味しく体に良い食べ物を
喜んでいただくから、
健やかでいられる。

自然界の法則に従っていさえすれば、
私たちの健康は守られる。

で、この場合の法則とは?
それをばあちゃんはマクロビオティック的な
陰陽で説明してくれています。

右回転させると、陽の力が働く。

つまり、食べ物の中心に
味も栄養も陽のエネルギーで
溜めこむことができる。

左回転にすると、
旨味や栄養が外に逃げてしまう。

その食べ物は陰の食べ物になってしまう。

陰のエネルギーが体に溜まると、
体が緩み、体質も病気も治らないそうです。

なぜかはわからないけど、
昔の人は、学校で学んだわけでもないのに、
自然界のことにやたら詳しかったみたい。

それは、人間の歴史、600万年前から、
私たちのご先祖様が
失敗を繰り返し繰り返し、
身につけてきた教えなんじゃないかな。

そんな尊い先人の知恵を、
伝えたり伝承されたりする術が
いつの何か断たれてしまった。

私たちは、核家族が当たり前になり、
知恵を奪われて生きていることに、
長い間気付かなかった。

第二次大戦以降、
日本はあらゆる面で
変わってしまったんです。

命にとって一番大事な、
健康の源である食文化が
敗戦によって、
奪われてしまったんですね。

そういえば、
ガンとか難病とか皮膚病とか
アレルギーとか昔はなかったんです。

どうして、新しい病名が
年々増えていくの?

こんなことにやっと気付き始めた私たち。

ばあちゃんの時代。

昔は『おりもの』も無かったんです。

ばあちゃんの小さいころは、
パンツを毎日履き替える習慣がなかったそうです。

ところが、
ばあちゃんが小学校
低学年の頃。

給食にパンや乳製品が導入されてから、
女子の大事なところから、
変なものが出てくるって言って、
大騒ぎになったそうです。

それはそうでしょう。

生理と違って、お母さんにとっても
おばあちゃんにとっても
未体験ゾーンの出来事なんですから。

今まで、
だれも見たことも聞いたこともない、
得体の知れないモノが
自分の体の中から出てきたら、
ビックリしますよね〜

そうならないために、
ばあちゃんが推奨するのは・・

一汁一菜、主食はご飯、野菜中心の副菜、
調味料はすべて無添加の伝統製法。

そして、手作り熟成保存食を作ろう。

たとえば、梅干し、味噌は3年寝かせると
殺菌力や生命力が強力になる。

かの徳川家康公は、
ご飯党で豆味噌が好物だったそうです。

それで、16人も子供を作った。

この頃はめっきり聞かなくなった言葉に、
「貧乏人の子だくさん」というのがあります。

欧米のカロリー栄養学的に考えたら、
ありえない話ではないでしょうか。

貧しく粗末な食事で過ごした
私たちのご先祖さまの、
なんという底力。

昔の日本人の筋骨隆々とした肉体を
写真や浮世絵で見たことないですか?

私は、あるんだけど、
ビックリしましたねぇ。

すっごい力持ちだったんですよね。
当時の人たちは。

非常にシンプルで、
嫌でも小食だったであろう
食生活だったのにね。

そして、
私が20代のころの話です。

地方の電車に乗ると、
自分の背丈ほどもありそうな、
大きな荷物を背負っている、
行商のお母さんたちをよく見かけました。

その時、すごいな〜
と、いつも感心してみていたのを覚えています。

こんな光景を当たり前に
目にしていた時代がありました。

そういえば、
私の母も随分馬鹿力があった記憶があります。
いつも病気ばかりしていた母だったのに。

最後に、
若杉ばあちゃんからのメッセージです。

「ばあちゃんの元気はすべて食べ物のお陰。
日本人は今こそ自然に帰ろう、原点に帰ろう。
伝統に帰って、自分をたてなおしていきましょう」

若杉ばあちゃんの知恵は、
私も語り継いでいきたいと思います。

まだまだ語り尽くせないほどの、
人間として知っておくべき知識が
この本には網羅されています。

私は、若杉友子さんに、
「子宮を温める健康法」
を書いてくれてありがとう〜
って心から言いたいですね。

ばあちゃんからの
すべての日本人女性に向ける思い、愛情。

「諦めるなー、
今からでも食を変えたら
病気・不快な症状だけでなく
人生まで変わるよー」

経済・健康・人間関係など、
悩み多き不安材料を抱えた時代を
生き抜く知恵を情熱を、
この本から受け取ってください。

最後の最後に私の一言。

ばあちゃんの提唱する、
一汁一菜も野草を取り入れることも、
自然に即した生き方をするのも、
私は大賛成!

でも若杉ばあちゃんは、
肉、魚、卵、しいたけ、ナス科の野菜、
果物などは避けよう、控えよう的な考えかた。

イヤイヤイヤ、それは・・
私の好物ばかりじゃん!

そういう体質改善は、
私には面倒くさいな。

ばあちゃんが住んでいるのは、
京都の山奥、綾部という土地。
ある年には1.5mも雪が積もったそうです。

湧き水、自然豊かな空気、
食物に囲まれた環境の中で
生きられる人は羨ましい。

自分で作る栄養価の高い食べ物だけを食べていたら、
食品の種類なんて考える必要がないかもしれない。

大地の栄養を吸収した野菜や穀物だけでなく、
湧き水や山からミネラル、マイナスイオンという栄養まで、
そこに住んでいるだけで、タダでいただくことができる。

いずれは私も、
そんな生き方がしたいけど、
今は、無理なんだよね。

ほとんどの人が、そうだと思う。

自給自足みたいな
昔風のライフスタイルに戻ったら
精神的にも肉体的にも健康になれそう。

でも、いろいろ考えたら
難しそうだし・・・

だから私は、『X-Power』という教材で、
自分の体のことを学び、
やっていることの相乗効果で、
いつの間にか体調が整ってくる。

できない理由を考える前に
老若男女、体質、病気、
住んでる環境など関係なくやれる、
無駄を省いた健康法。

なんでも食べたいものを食べたらいいよ〜
でも、消化の負担をかけずに
内臓を長持ちせたかったら、
このように工夫するといいよ。

私は、とりあえず、
今のライフスタイルを維持しつつ、
やれる健康ルーティンを、
コツコツ続けていこうと思う。

「子宮を温める健康法」
を読んで良かった、若杉友子さんに感謝!

日本人すべての人の健康法、
「X-Power」に出会えて感謝!




追伸:
言い忘れましたが、
私が勉強している「X-Power」でも、
ばあちゃんに負けないくらいの
自然界の知恵を学ばせてもらっています。

私が習慣にしている健康ルーティンでは、
あるものを時計回りに回してから飲みます。

そうすることで、
栄養成分が消化吸収されやすくなるんです。

他にもいろいろありますが、
それは、おいおいシェアしていくとして・・

一つ興味深かったのは、
X-Powerと同じ先生の、
別の教材で聞いた離乳食に関する話。

X-Powerの先生は、
赤ちゃんの内臓は未完成で、
まだまだお米を消化できるだけの
準備が整っていない。

だから、離乳食は、
「最初はお米じゃないほうがいいよ。」
と、赤ちゃんの体を考えた離乳食を
教えてもらいました。

で、
「子宮を温める健康法」
の中のこんなくだりがあるんです。

「昔の人は、離乳食をつくっていないの。
家族に味噌汁をつくるついでに、
透明な上澄み部分を赤ちゃん用に取っておくんです。

そこに白湯を加えて薄めてあげることで、
赤ちゃんは塩気に少しずつ慣れていきます。

未完成の腸が消化をする準備を始めるの。
具はかぼちゃや里芋などを潰して入れれば、もう十分。

それと、
昔はお母さんがご飯をかみ砕いてから
赤ちゃんにあげていました。


お母さんの唾液が腸に入って働いてくれます。
昔の人は、簡単で赤ちゃんのからだに合った、
理にかなった食事を与えていたんです。」

ここを読んで私の遠い記憶が蘇ってきました。
お母さんが赤ちゃんに食べさせるために
ご飯をかみ砕いている光景、
リアルに見たことがあるような気がするんです・・・

親から子、子から孫へと伝わってきた
愛情深い日本的な育児の仕方ですね。

食べ物を細かくするだけなら、
ご飯をすり鉢とすりこぎで
すりつぶすだけでもいいこと。

でも、そうじゃなくて、
お母さんが口の中で噛み砕いて、
さらに、赤ちゃんに足りない
消化酵素を一緒に与えていたなんて……

う〜ん、深い!
親子の切っても切れない絆を感じますね。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 
 
 
 
 

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