2016年11月4日金曜日

篆刻1【作品と調和する落款印!】

写真奥から、印泥、硯、印、陰影




















むかしむかし、学んだ篆刻。

昔取った杵柄なんて、嘘嘘嘘〜

そのやり方を思い出すのに半年かかっています。

30年以上も前の記憶は、
大事なところが抜け落ちている…

篆刻再開にあたり、
今回は材料を揃えるところから
始めなければなりません。

印床から印刀から印材から
からサンドペーパーから…

どこで売っているのかも、
どれを選んでいいのかも
全くわからない〜

以前持っていたものは、
ぜんぶ人に譲ってしまって無い。

最初に篆刻を始めた時、
材料から書籍に至るまで、
仲間がすべて調達して来てくれました。

そんなことを思い出しながら、
エッチラオッチラ山を登るように
道具を一つ一つ揃えつつ、
当時の優しい仲間に改めて感謝しました。

道具集めのつぎも、
こんな難関が待っていました。

篆刻のステップが、
鮮明にイメージできないのです。

まずは印材を平らにしなきゃ!

でも、
『どうやって?』
と、手が止まる。

印稿一つ作るにも、
紙や筆の準備に時間がかかり。

そのあと、
印材に文字を転写する方法も、
思い出せそうで思い出せない。

が、仕方がないから、
完璧を求めない精神で次に進む。

いざ入刀という段になって、
彫り方がわからない・・・

頭は覚えていなくても
体が覚えていると思っていた!

甘かった…

あーでもない、こーでもない
悩んだり考えたり、
行ったり来たり
の繰り返し。

『ほとほと参りました』

なんちゃって、
辛抱・努力・根気そのものの作業に、
へこたれそうになる。


という…


篆刻と作品は、
切っても切れない関係なのです。

『下手でも自分の作品と調和する印を押したい』。

その一心で石との格闘をしています。

程よいタイミングで刀を置けばよかったものを、
彫り過ぎて失敗の連続。

こんな時、アドバイスをもらえる
先生がいたらな〜
なんて思う。

「印が無いと作品が完成しない」

という理由から、
無理やり完成させた落款印・第1号。

どこから見ても、
独学・自己流の稚拙な印だけど、
私らしいといえば私らしい素朴さがでている。

と、そこはポジティブに考えたりして・・・


つづく…



最後までお読みくださり
ありがとうございます!

そーあん

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