「春」という古代文字。 |
こんにちは!
写真は・・「春」という漢字で、
篆書という書体の文字です。
太陽と根っこと大地と若芽を描いて、
春を表現しています。
私たちのご先祖さまが、
素直に、 見たまま感じたままを、
文字に表したんですね。
「花の咲かない冬は、下へ下へと根を伸ばせ」
というように、
私たちの見えない土の中では、
芽をだす準備が着々と行われています。
太陽の動きによって春の気配を感じ、
いよいよ若芽が大地を破って誕生するとき、
根っこは最大限のパワーを発揮するのです。
芽を出すために地表近くの根っこは、
養分をぎゅっと一点に溜め込んでから、
そのエネルギーを、 グイグイ上に向かわせます。
そうやって、
土の中から 顔を出した初々しい葉っぱさん達は、
「こんにちは!」って 春のお日様に微笑むのでしょう。
そんな情景を思い浮かべながら、
『春』という古代文字を書いてみました。
なかなか楽しいですよ。
あなたも筆をとって書いてみませんか?
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!
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